ビートを合わす
雨水の候、寒さやわらぎ枝垂れ梅も満開となりました。皆様お変わりありませんでしょうか。(前回の続き)姫路の講習会で一番印象に残ったのは、地元講師や中央講師、よその先生ともさせて頂きそれぞれに凄くて大充実でしたが、なんといっても華奢な女性の方と稽古した時のことです。つい今まで前にいたのに次の瞬間斜め後ろから覗き込まれていてゾッとしました。中心、間、絶妙。吉田先生みたいやった~と思って、並大抵ではない修行を積まれているんだなあと(実は知ってたんですけど)聞くのと実際に感じるのは別物ですから。新快速で往復した甲斐ありますよ。まさしく『ビートを合わす』でした。あと、門川先生が地元講師の方と稽古されていた際、その方を通じて先生のされている繊細な部分の機微が見受けられたので、私も受けがうまくなって先生のされていることの片鱗でも感じ取って現れますように、鍔迫り合いをずっと維持できる気力や胆力?を養うべく稽古いたします。
2月19日の稽古内容 ご指導:吉田師範
①体の転換、②両手持ち(体の変更)/逆半身片手持ち(転換)呼吸投げ(上/下)、③諸手持ち(転換)呼吸投げ、④一教おさえ込み、⑤二教からの入り身投げ、⑥入り身投げ(巻き込み)、⑦正面打ち入り身投げ、⑧突き入り身投げ/小手返し、⑨半身半立ち四方投げ、⑩座り技呼吸法、 背伸びの運動 など
②正面から/側面から。(中心を捉える)相手が手を離したらそのまま突いていける(下から)。相手の中へ入っても良い。もしくは広げる。ここは強い→ずらす。上下、左右、前後。
③下段(腕の回転。通す、流す)
④受けは受けきる。肚で受ける。
⑤ここはぶつかる。ずらす。肘。包み込むように。
⑥鍔迫り合い(相手の力を使う)
⑦体捌き(スレスレで)。ビートを合わす。テンポ。新幹線が時速160㎞でも2台同じ速さで並べば止まっているのと同じ。自分が加速しない。相手と一緒に打つ(向かい合わない)。避けてはいない。ずらす。いなす。
⑧(両手を置いて体、中心を回す、動かす)慣れてきたら技もする。
⑨準備体操のように(肚、中心を動かす)。受けは腕の力を抜く。
⑩(手で押したり引いたりせず、肚から棒でつながっているとして)棒のうしろで押すように。または両手で持っている棒を回すように。
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