手は肚の前
春の嵐が吹く頃となりました。皆様お加減はいかがでしょうか。八重桜も咲きましたね。『瀬を早み岩にせかるる滝川のわれても末に逢わむとぞ思ふ』貴船で撮った渓流の動画を見返すとこういう感じです。ちなみにダンゴウオという魚がいるんですが、大きさは数㎝でまんまるの可愛らしい体をしています。泳ぎは得意ではなく腹鰭の変化した吸盤で岩にくっついて動かず同化して風景に溶け込み敵から身を守ります。捕食者である他の魚は動くものに反射し反応するのでじっとしていると案外分からないそうです。そして岩礁など浅い海で暮らすため小さくても丸い体で波の力を受け流しているのです。自然とまあるく使えるときは心も落ち着いているのですが、どちらが先ということもないような…。今ここに集中!できるときは澄んでいるから、意識的にそういう状態にもっていけたら、無敵なんですね。目指せダンゴウオ。
4月8日の稽古内容 ご指導:吉田師範
①体の転換、②逆半身片手持ち側面入り身投げ(表/裏)、③諸手持ち(転換)呼吸投げ、④小手返し、⑤肩取り正面打ち小手返し、⑥肘極め、⑦一教(裏)、⑧正面打ち一教からの入り身投げ、⑨両手持ち呼吸投げ、⑩天地投げ、⑪半身半立ち両胸持ち呼吸投げ、⑫諸手持ち十字投げ、⑬逆半身片手持ち/両手持ち二教、 背伸びの運動 など
②手は肚の前
③(バラバラにしない。ひとつにまとめる)
④相手の手と手の間から通す
⑤相手の持っているところは変えない
⑥(⑤から上の方を逆回転)手放す
⑦めんと振りかぶる。離れない方が良い
⑧中心を捉える
⑨⑩広げる/(中心に集める)肚から持つ
⑪(軸。準備体操と同じ)
⑫伸ばす
⑬内小手で取らせる。二教しようとすると切れるので親指を下に向けて回転させる。慣れてくれば両手でする。
➡合気ガールより:ととのえる
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