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半身

 9月も終わりですね。秋晴れの空が広がる今日この頃、皆様お加減はいかがでしょうか。本日は吹田市立武道館洗心館にて演武大会が盛大に執り行われました。先生たちの切れ味鋭い大迫力の演武を拝見していると会場の暑さも忘れてしまいますね。youtube動画も楽しみにお待ちくださいませ。私も私なりに合わせるところを意識してやりましたのでこういう機会を与えて下さって有難うございます。余談ですが、ちょっとしたハプニングで太鼓係の代わりの人が間に合わずもうその場にいる私がするしかない状況。ストップウォッチはともかく太鼓叩くの超不安と途方に暮れていたらなんと先生がスーパーヒーローみたいに登場して下さいました。か、感動…!かっこよすぎる。先生は常に輝いてます。金メダルなんてなくてもね。 9月26日の稽古内容 ご指導:門川師範 ①体の転換、②受け身の練習、③横面打ち一教おさえ込み、④入り身投げ、⑤呼吸投げ、⑥腕絡み、⑦自由技 など ③横に捌く。後ろ足が(捌いて前になっても)相手の方を向いているように。(捌いた後も)半身になっているようにする。 ④上から下へ斬り落とす。横に払わない。掌が相手の方へ向いていると横。指先が下へ向いているようにする。 ⑤(回転をかける)。相手の体が向いている方へ投げるので相手が回ってこなければ自分が転換する。 ⑥(横に捌くが今度は前方へ)(相手の振りかぶりに合わせて崩してそのまま絡ませて技をする) ➡合気ガールより:振りかぶって斬り下ろすタイミング

中心を感じる

 暑さ寒さも彼岸までと申しますが、涼しくなりましたね。皆様いかがお過ごしでしょうか。先日関西地区合気道合同研鑽会に参加しました。植芝道場長が来られるとあって例年参加者は増えているそうで否が応でも周りを見ながらすることになりますので良い機会ですね。また、見ず知らずの人と稽古しますから己を知るという意味でも。私が道場長とさせてもらったのは2回でしたが、できている円の中からいったのではなく自ら申し出て円の基点だから本当に出会って始まる間も味わえて一瞬だったけどドキドキの50%&50%でした。内容は半身や姿勢等で、普段先生たちがオーセンティックな内容で指導されている部分も再発見!ちょうど聞きたいことを言って下さってラッキーでした。…私が集めているのかな? 9月22日の稽古内容 ご指導:吉田師範 ①体の転換、② ①から前後を変えて中心を感じる、③ ①から下がる/呼吸投げ、④肩当て(前/側面)/半身半立ちで後ろから肩甲骨、⑤横面打ち呼吸投げ(内/外)、⑥逆半身片手持ち四方投げ、⑦相半身手合わせ一教おさえ込み、⑧半身半立ち両片持ち呼吸投げ、⑨自由技 など ②50%&50%。手でいこうとしない。回り込む。自分の中心、相手の中心を感じる。 ③(つながったまま膝行のように下がることも進むことも出来るし、前に投げることもできる) ④(前/後に重みを伝える)まだ技じゃない。杖 ⑤(止めたり払ったり手で投げようとしない。出した腕を下げれば)重いところへいく。力を抜けば重みが乗る ⑥バランス。偏らない。50%&50%を活かす。 ⑦手や腕ではなく軸が回る。△の頂点へ体が進む。 ⑧軸で。 ➡合気ガールより:中心、ハラ(肚)が安定していたら、そこに重力が集まる

投げたい方向

 早いもので仲秋の時季となりました。綺麗な満月でしたね。皆様お変わりありませんでしょうか。週末に悩んだことが実は週のはじめには注意されていたりして倒錯しますが、見えるから信じるわけじゃなく信じるから見えるんですね。さて、森山未來さんの盆踊りの振付の映像を拝見したのですが足運びだけなら合気道とそんなに変わらない…。他の振りと合わしてもそうかも。踊りは一人でするんだけど見ようによってはエアーの相手がいるようにも見えます。なんか今横面打ち崩して投げたよな、次二人目突き誘って合わしてるような…恐るべし森山未來。ポイントは自由に動けるよう出した足に乗せ切らずに半身?を変えているところ。(股関節を)外に開かず内に、内にと仰っていたのでそれで常に半身というか仮想相手の中心へ向かっているよう見えるのかもしれません。偏りがなく力は抜けていて全身に行き渡り通っているって感じ。軸! 9月19日の稽古内容 ご指導:門川師範 ①体の転換、②受け身の練習、③後ろ両手持ちおさえ込み、④(転換)入り身投げ、⑤四方投げ、⑥腰投げ、⑦自由技、⑧座技呼吸法 など ③(相手が回り込んでくるので)一歩出して相手が同じ半身になるように。手の位置に注意する。半歩下がって(重みを中心に伝える) ④ ③から上下を分けて(相手の背中を出す)前が下 ⑤下が甘いと引っかかるので注意する ⑥投げたい方向によって後ろの手を取るか前の手を取るか選ぶ。どちらでもできる。EX)多人数の場合など ➡合気ガールより:四方八方に気を巡らす/見えない部分を感じる

(手刀)

 ブログを見て下さる皆様、いつも有難うございます。9月も半分が過ぎようとしていますがまだまだお暑うございますね。さて、先生に足を踏まれたときの話。踏まれるようなところにいたらアカンっていうのが本題ではありますが、ちょっと置いといて。右足の指に靴が合ってなかったのか胼胝ができていて踏まれたらそこが出っ張っている為圧力がかかり破裂して出血しました。別の日に左足を踏まれると皮膚に異常がなかったので内部の血管が圧迫され破裂し内出血を起こしました。見えるからよくわかるんですけどいずれも直径1㎝にも満たない。どこで踏んでどう重みが乗っているのか、足の踏み方、立ち方、体の使い方やんなあって後から感動しました。 9月12日の稽古内容 ご指導:門川師範 ①体の転換、②受け身の練習、③諸手持ち呼吸法、④四方投げ(裏)、⑤(転換)呼吸投げ、⑥おさえ込み、⑦十字投げ、⑧自由技 など ③肘を絞って振りかぶる(→相手の状態が変わる) ④ ③で振りかぶったときに相手の体が残っていたり乗ってこなければ裏に入る。相手の体がついてきて乗ってくればそのまま前に出す。 ⑤下から(喰い込む)。相手と横並びになる ⑥(⑤から切り返して)相手に向かわず斬り下ろす ⑦相手が手を離せばおさえ込み、離さなければ十字投げ ➡合気ガールより:相手の中心とつながる/五分五分

あらゆる方向に刃筋が伸びる

 白露の候、皆様ご機嫌いかがでしょうか。隙が生まれるのは何かに囚われているからだろうと思います。だからと言って何もしようとしないでは何もできませんから、何もしようと思わないでもできるように何度も繰り返すわけですが、間違ったことをしてもどんどん遠ざかるだけ。だからこそ倦まず腐らずしないといけません。マイナスからプラスに転じるのは心の持ちようが大きく関わっているようなのですが外的要因として場の主催者の暗示(?)というか気?が作用することも…。蓋し人任せではなく随所に主となることが肝要なのでしょう。 9月9日の稽古内容 ご指導:吉田師範 ①体の転換、②肩当て呼吸投げ(角落とし)、③諸手持ち一教、④正面打ち一教おさえ込み、⑤突き呼吸投げ、⑥逆半身片手持ち四方投げ、⑦諸手持ち(転換)一教、⑧相半身片手持ち小手返し、⑨自由技 など ②(触れたところで押すのではなく)中心と中心を結ぶ。斜へ。(捌いてから何かするのではない)これが六方。△ ③体つくり。技と思わない。 ④中心。 ⑤(④から返す。つなげたまま変化) ⑥手元ばかり見ない。あらゆる方向に剣先、刃筋が伸びる。これが捌き。 ⑦力は抜く。元気よく。 ➡合気ガールより:触れた時は五分五分。その均衡を保つ

二人で作り上げる

 重陽の節句の頃となりました。皆様お元気ですか。まだ暑いこの季節、菊と言えば大輪の花火を思い浮かべます。花火大会の中継をテレビで観ていても寝てしまいますが、実際に打ち上げ花火を見れば大きな花火大会でなくともその迫力に見入って吸い込まれてしまいそうです。音、明滅、静寂、開花、今にも降って来そうな空…。花火は打ち上げ方を組み合わせリズムとテンポで観客を惹きつけます。今度演武大会がありますが相手の方となかなかお会いできないので都度違う人に付き合ってもらって毎回違う人が仕上がっていくんだけど、この日お願いした方としたら花火みたいだったので、そんな感じで出来たら良いなと思いました。 9月7日の稽古内容 ご指導:吉田師範 ①体の転換、②諸手持ち(転換)呼吸法/呼吸投げ、③相半身片手持ち呼吸投げ、④一教、⑤突き(上段)一教おさえ込み、⑥両胸持ち呼吸投げ、⑦諸手持ち(転換)一教おさえ込み、⑧自由技、 背伸びの運動 など ②押し付けない。50%&50%。相手が6なら6、10なら10。強弱、大小、性別、年齢関係なくできる。 ③逆半身片手持ちで(中心へ→相手の反対側もとる)それを相半身でもする。スキとは何か。いけるかどうかやっている二人はわかる。 ④おさえ込みと思わず投げる。∞ 杖、手刀。二人で作り上げる。調和。50%&50% ⑤例えば正面打ち一教はこういうものだと思っている人ほどがら空きになる。最初から始まっている。突く、斬る繰り返し。 ⑥響き合う。道が先じゃない。自転車乗るのが先。車の運転をしばらくしないと忘れてペーパードライバーになるのは頭で覚えているから。身につける。避けない。入り身、転換。あじろ。呼吸投げは技のもと。 ⑦中心をつかむ(バラバラの動きをしない)。剣、物はエネルギー。 ➡合気ガールより:肩肘張らずに伸ばす

何でもできる

 最近は蜻蛉の飛び交うのをよく見かけます。目にする風景が豊かでほのぼのとしているから心も穏やかになりますね。9月になりましたがまだまだ暑い日が続いております。ご自愛くださいませ。さて、『子曰く、学びて時に之を習う、亦た説ばしからずや。』っていうのをやっているだけだから、流されずにいたいですね。ただ実践の中で何度も反復して本当にできる日が来たらそれよりうれしいことなんてないんです。だから曇りなき眼で見られるよう空にして…。殺伐とするほどに自転車のハンドルに停まったシオカラトンボみたいに無になりたい。 9月5日の稽古内容 ご指導:門川師範 ①体の転換、②受け身の練習、③相半身片手持ち一教おさえ込み、④入り身投げ、⑤二教おさえ込み、⑥一教(裏)からの腕返し、⑦自由技、⑧座技呼吸法 など ③指先から振りかぶって斬り下ろす。(やろうとして向かわず)指の先が下を向く。気を付け。 ④ ③から巻き込みの入り身投げ。おさえ込みはおさえ込みの動き、入り身投げは入り身投げの(それしかできない)動きではなく何でもできるようにする。 ⑤ ③から二教 ⑥体全体でする ➡合気ガールより:相手の攻撃の線を外す/中心を斬る

全体のすべて

 夜になれば様々な虫の音色が聞こえて参ります。初秋の時季となりました。皆様お加減はいかがでしょうか。先生の前のお手本を見ていたら、後姿が、上賀茂神社の神馬と重なってハッと息を吞みました。先生たちは精密で目盛りが細かいですから自分なりに少しずつでも日々感じられる幅を増やしていきたいです。お馬さんは立ったまま寝られるし視界は350度、耳も10種の筋肉で全方位注意できるようになっています。とにかく自分の方が先に捕食者を見つけて距離を取るのに特化してるんですね。いざとなったら後ろ足で蹴るんでしょうが、人は、私はどうやって喰い込むのかを簡単には出来ないから稽古してますよ。わざわざ自分から危険なところに行く必要はないですが、何が危険が分かってないと注意しようもありません。だから好奇心も良かったよね。回避することが難しい状況では真正面から受け止めずに流せるのが一番良いですが、実際に体を使ってするんだから渋いです。色々やってるから他所に行っても平気なんだよなぁ…。感謝‼ 9月2日の稽古内容 ご指導:吉田師範 ①体の転換、②相半身片手持ち入り身投げ、③呼吸投げ、④諸手持ちおさえ込み、⑤胸持ち(二教)呼吸投げ、⑥相半身片手持ち腕返し、⑦突き角落とし/小手返し、⑧逆半身片手持ち呼吸投げ、⑨諸手持ち呼吸投げ、⑩自由技 など ②(結びと肘)(基本の形は入って回る/相手を来させて巻き込む) ③(中心を捉える)そのままおさえればおさえ込み。杖のように。体全体の動き。 ④斬り上げる、突く。 ⑤(相手の反対側も取るきもちで) ⑥(②③と逆の方へ) ⑦全体のすべて ⑧もらって返す。そのままいけばおさえ込み。中心。あさっての方へずれない。 ⑨(↑↓)力は抜く。 ➡合気ガールより:六芒星/太鼓が鳴る、火花が散る

(空気)

 処暑の候、皆様いかがお過ごしでしょうか。金子みすゞさんの詩に「遊ぼう」って言うと「遊ぼう」っていう。(中略)「ごめんね」っていうと「ごめんね」っていう。こだまでしょうか、いいえ、誰でも。とあります。私は物理的にも影響を受けやすい方なので、だったら出来るだけ良い影響をもらえるように。逆の場合はその反対をすれば良いんだなと思います。なかなかその場で切り替えるのは難しいですが。色々な人と稽古したら、同じことをしていてもこの前は何も意識しなくてもできたけど今回違うのはそこを補ってもらってたんだなと分かるし、そもそも体格が違うから諸々も変わってきます。『私が両手をひろげても、お空はちっとも飛べないが、飛べる小鳥は私のように、地面を速く走れない。(中略)鈴と、小鳥と、それから私、みんなちがって、みんないい。』それを踏まえて。先生されてた方としたら先生としたときと私の受けが同じになったからなんと同じことされてたんやなそらそうかと思った。 8月31日の稽古内容 ご指導:吉田師範 ①体の転換、②胸取り(内転換)角落とし、③逆半身片手持ち(転換)呼吸投げ/角落とし、④諸手持ち呼吸投げ、⑤二教からの入り身投げ、⑥正面打ちの合わせる稽古、⑦一教おさえ込み、⑧横面打ち四方投げ、⑨両手持ち呼吸法、⑩座技呼吸法、 背伸びの運動 など ②(広げる) ③(①→渦に巻き込む) ④いこうとしない。ぶつかったときに方向を変える ⑥(逆半身片手持ちで下から斜へするようなきもちで。やろうとしたり止めたりせずスッと合わす) ⑦進んでいく ⑧(つながっていれば指1本でも重みは乗る)握らずに引っ掛ける。結びを切らさない。 ⑨(おいでと誘ってさあと返す)(空間ごと) ⑩ ⑨を座ってする ➡合気ガールより:自然に体を使うから活きる