肘を絞る

 2月になりました。皆様お変わりありませんでしょうか。「千日の稽古を鍛とし、万日の稽古を練とす」とは宮本武蔵の言葉ですが、毎日している前提の話ですね。合気道部の時は練習と言ってましたが、ほとんど身体作りのトレーニングだったからそう。当時は何の意味があるんだ、意味なんてないんだ、寧ろ意味なんていらないんだと思ってましたがそれにも意義はありました。しかし毎日道場に来たらそれだけで良しとはなりません。「道をおこなふ法あり…よこしまになき事をおもふ所…目に見えぬ所をさとつてしる事、わづかなる事にも気を付くる事、役にたたぬ事をせざる事」最初から全部は出来ないにしても、やろうとする。弱い自分に克って、それらをやるのが日常になる頃には月日が経っているのでしょう。だから累積じゃないんですね。

1月30日の稽古内容 ご指導:門川師範

①体の転換、②受け身の練習、③諸手持ち呼吸法、④四方投げ(裏)、⑤回転投げ、⑥(転換)入り身投げ、⑦小手返し、⑧自由技、⑨(転換)二教おさえ込み、⑩座技呼吸法 など

③(手を引っ張るのではなく)肘を絞る(近い方の肩が出てくる)

④(自分が入るのではなく)③から相手を進ませる。相手の手が離れないようにする

⑤今度は自分の足元へ。反対側の足が出てくる。

⑥転換して反対の肩を出す。相半身片手持ちの状態と同じ。勝手に動くのではなく相手の動きに合わす。

⑦転換して足元へ。親指が下(⑤)

⑨相手の方へ押すのではなく足元へ。上からいかなければ下から。

➡合気ガールより:中心とつなげる

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