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(合流する)

 梅の蕾がほころんで参りましたね。ブログを見て下さる皆様、いつもありがとうございます。2月24日には新春寒稽古会が開催されました。当日京都では猛吹雪でホワイトアウト寸前だったそうですが、豊中市立武道館ひびきでは多数参加者の熱気(と暖房)で真冬とは思えない発汗量でした。腕力に頼らない合気道の力の出し方や体の使い方、流れ、間(タイミングや奥行)などを稽古し、1日通して誘いとは何かかんがえさせられました。帰りの電車で偶然中学からの同級生に3~4年振りに会ったので合気道について説明する機会となり、前に会った時よりは内容が洗練されたかも…。合気道そのものの変化は少しずつですけど、ものの見方は合気道に限らず、目の前の事象だけでなくそこから感じたり推察されることに重点を置くようになっています。 2月27日の稽古内容 ご指導:門川師範 ①体の転換、②受け身の練習、③正面打ち一教おさえ込み、④(転換)呼吸投げ、⑤四方投げ(裏)、⑥入り身投げ、⑦呼吸投げ、⑧自由技、⑨一教(裏)からの三教おさえ込み、⑩座技呼吸法 など ③吸い込んで吐き出す(止めて押すのではない。振りかぶって振り下ろす) ④止めずに(打たせて進ませる) ⑤(下がったら上がる) ⑥(今度は相手の後ろへ) ⑦(角落とししないで相手の内側へ回る)絡ませる。自分の手が後ろにあると取られるので前に(①)。 ⑨裏の形から(そのまま掴んで三教)。持ち替えて(きりおろす)。前に回る。三教は肘が手首より前。 ➡合気ガールより:受けを主体にかんがえる

奥行き/結びの鍔迫り合い

残雪の候、皆様ご機嫌いかがでしょうか。蕗の薹の天ぷらの香りは春の訪れの瑞々しさと冬が終る名残惜しさが混ざり合って、ちょっと切ない。さて、姫路から帰ってきて稽古したら、えー姿勢?が先生そのものやん!結局はここにあるやん!!ということがありました。後日確認したところ、その時のその人の方が寧ろ私のイメージする先生の姿に近かったんです。体型とか全然違うんですけどね。純度100%の信じる心で稽古したらこの会のやっている通りになるということですから、私も恐れたり戸惑ったり疑ったり驚いたりせずそういう風にやれば良いんです。容姿とはよく言ったものでそういう心構えが形となって現れるんですね。見てとる、受けて感じることができる心とからだの状態にいつもあればどこに行っても恥ずかしくないようになるんだと思います。 2月22日の稽古内容 ご指導:吉田師範 ①体の転換、②諸手持ち(転換)呼吸法/呼吸投げ、③正面打ち一教おさえ込み、④逆半身片手持ち(転換)呼吸法、⑤入り身投げ、⑥半身半立ち両肩持ち呼吸投げ、⑦逆半身片手持ち呼吸投げ、⑧正面打ち小手返し、⑨座技呼吸法、 背伸びの運動 など ②体をほぐす。流す。投げようとして詰まらないようにする。伸ばす。 ③奥行き。止めようとしない。手刀。自分の強いところで。詰まると弱い。(座技で詰まる➝上に流す) ④(剣、短刀を持っているように)まだ技じゃない ⑤結びの鍔迫り合い。受けもそういうつもりで ⑥抜く。抜いたことでどこがしっかりするのか。何を感じられるようになるのか ⑦壁なら信用して支えにできる。(相手がいるとどうして技をやろう、投げようと力を込めて詰まるのか)相手が来てくれるから立てる。相手は壁 ⑧(剣。攻撃の線を外す、中心を捉える)(返してる) ⑨スッと流す、通す。肩の強張りをなくす。せめて道場の端まで伸ばす ➡合気ガールより:のりしろ

何でも対応できる

 三寒四温と申しますが、週末の暖かさから冬将軍の到来です。皆様お元気ですか。合気ガールは恒例の姫路武道館で行われる研修会に参加してきました。東京本部から師範がおいでになり「潔い」姿勢という表現をされていたのが印象的です。私が近年参加した中で一番大阪合気会で稽古していることに近しく感じ(というかデジャヴュ:スキのない、喰い込み、剣を体術に活かす、一対多、気の流れ等)、合氣道は武道、私はそれをどの先生にも習っているこれまでもそしてこれからもと改めて実感した2日間でしたよ。今回は師範の一門の方々も多くご参加され、濃密な稽古を全身で味わい大変刺激を受けました。余談ですが、ただしい行いをしていれば邪気を払うことが出来るというのもわかったので、そういうふうにできているんですねきっと。(つづく) 2月13日の稽古内容 ご指導:門川師範 ①体の転換、②受け身の練習、③両手持ち(転換)一教おさえ込み、④四方投げ、⑤回転投げ、⑥入り身投げ、⑦自由技、⑧二教からの小手返し、⑨四教腰投げ など ③~⑥(つなげて浮かす→転換)捌いたときに(詰まって)相手が自分の横になるのではなく前になるようにする ④ ③から(下から)肘がきまる形になる ⑤自分がくぐりにいくのではなく外側の手で相手を誘導する(掌が外になる→腰に付ける) ⑥手ほどき(喰い込む)自分の前でする。技は転換してもそのままでもよい。 ⑧二教をきめようとすると取れるので絡ませるようにして取れないようにする。相手の出ている方で、押し込むと取れるので小手返し。反対側は二教をきかせたままにして相手の攻撃に何でも対応できるようにする(両手で小手返しすると相手は自由になり危険) ⑨転換しないでする(浮かせたところで四教にとる。空いたところに腰が入る) ➡合気ガールより:手を出すのは攻撃を防ぐ手でもある

振る/肚に乗せる

 2月も半ばとなり日脚が徐々に伸びてきましたね。寒さ厳しき折、お体おいとい下さいませ。さて、2月11日は紀元節でした。今年は皇紀2685年です。稽古照今と言いますが、日本書紀によると神武天皇は東征の際にご自身は日の神の子孫なので太陽に向かって敵を討たんとするのは天道に逆らうこととなる。天神地祇を祀り日の光を背に受けて進むと刃を汚さずとも自ずと敵は敗れるだろうと気付かれました。物事にはなんでも道理があってそれに従ってすれば良い結果を引き寄せるし、そうでなければうまくいく筈がない。原因と結果があるということです。稽古は前で先生がお手本を見せて下さいますが、それを自分が体現するには体を使えるようにならないといけません。だから一に稽古、二に稽古、三四が稽古で五が情熱! 2月10日の稽古内容 ご指導:吉田師範 ①体の転換、②天地投げ、③両手持ち呼吸法、④逆半身片手持ち(転換)呼吸投げ、⑤小手返し、⑥両手持ち四方投げ、⑦半身半立ち片手持ち四方投げ、⑧逆半身片手持ち一教おさえ込み、⑨胸取り小手返し、⑩後ろ両手持ち三教おさえ込み、⑪背伸びの運動 など ②逆半身の方が分かりやすい。肚に乗せる。 ③(座技呼吸法を立ってする)(覗き込む) ④振る。切り返す。芯。まだ技じゃない。 ⑤速さではないがゆっくりしても速い。 ⑥進む。突くように。肚に乗せる。引っ張らない。前後(→らせん) ⑦(中心に集める/方向を変える)土台。振り切る。斬り上げる、斬り下ろす。 ⑧(相手が強く持っていかない→体で進む。下から。中心)切り返す。隙だらけではない。 ⑨振る(つなげて反対側も疎かにしない) ⑩ワッショイ!剣先(肘)(引き出す。意識のコントロール) ⑪肚に乗せる。膝を緩める ➡合気ガールより:気の出し方

相手の中にいない

 今朝は見渡す限り境の無い白銀の世界でした。寒うございますがお加減はいかがでしょうか。雪が積もって真っ白だから横断歩道も車線も見えません。しかし信号や周りの物でなんとなくここが横断歩道だろうというのは見当がつきます。見えないものを見ようとするにはそういう視点が必要となります。たとえば剣(実際には無くても)。また、相手の動きが思っているようにならなければそのもとになっている自分のところを直さなくてはいけません。が、ついていって耐えきれる柔軟性とか感じるセンサーとか色々ありますから受けとして自分がサンプルになり得るのかっていう問題も。「海にふる雪は、海になる。街にふる雪は、泥になる。山にふる雪は、雪でいる。空にまだいる雪、どォれがお好き。」目に映るものですら、どうですか。 2月6日の稽古内容 ご指導:門川師範 ①体の転換、②受け身の練習、③横面打ち一教おさえ込み、④四方投げ、⑤呼吸投げ(天秤投げ)、⑥入り身投げ、⑦腕絡み、⑧自由技、⑨三教おさえ込み など ③~⑦ 斜めに捌く。相手の中にいないようにする。 ④捌いて相手の外側へ。中にいる時間を減らすため触れたら(回転させて外側を出す) ⑤そのまますることもできるが(更に)転換して ⑥(ただ斬り下ろすのではなく回転させることで技につなげる) ⑦肘に絡ませて(肘から出てくる) ⑨(肘を曲げて手首~合わせて相手を進ませる)手の甲を取り三教。片手でできるように。(斬り下ろして)回り込む。頭、肩が下になる。 ➡合気ガールより:位置/体を使い切る

引き出す

 暦の上では春を迎えました。日は長くなりましたが、今が一番寒い時期ですね。皆様いかがお過ごしでしょうか。本当に感心、感動させられるのは、人に良い影響を与えられる方ですね。人としてのレベルが違うというか。自然とその場に於いて相応しい行動をとれるように見えます。勿論色々気を遣ってされている結果なんでしょうけど。その方の正しい行動に照らされてこちらも自然とそうなる…っていうのが一度や二度じゃない。だからすごい。それってじゃあ、いつもやん!!たまたま私が気付いたのが数回くらい。魂がきれいなんですねきっと。こういうご縁も合気道のお稽古をしているからこそです。有難いですね。私もそうなるように、小さなことからコツコツと! 2月3日の稽古内容 ご指導:吉田師範 ①体の転換、②逆半身片手持ち呼吸法/入り身投げ、③四方投げ(裏)、④四方投げ(表)、⑤角落とし、⑥一教おさえ込み、⑦呼吸投げ、⑧胸持ち二教の前、⑨正面打ちからの誘い(入り身投げ)、⑩後ろ両手持ち呼吸投げ、⑪小手返し、⑫後ろ両肩持ち側面入り身投げ、⑬座技呼吸法、 背伸びの運動 など ②体をほぐす(スッと通す/押し出す) ③転換でよい(入り身。自分の前) ④捌く/いけそうならそのまま進む ⑤∞ ⑥~ ∞(中心へ)(絞る) ⑧二教すると思うと固まるのであまりそう思わない ⑨引き出す ⑩上下に分ける。おどり出る。(ストレッチのようになる) ⑪(足を引く。肘で当身が入る) ⑫(斬る、斬る。※だけでもよいがこのとき腕の間からを付け足す) ⑬(下から) ➡合気ガールより:愛の角度

肘を絞る

 2月になりました。皆様お変わりありませんでしょうか。「千日の稽古を鍛とし、万日の稽古を練とす」とは宮本武蔵の言葉ですが、毎日している前提の話ですね。合気道部の時は練習と言ってましたが、ほとんど身体作りのトレーニングだったからそう。当時は何の意味があるんだ、意味なんてないんだ、寧ろ意味なんていらないんだと思ってましたがそれにも意義はありました。しかし毎日道場に来たらそれだけで良しとはなりません。「道をおこなふ法あり…よこしまになき事をおもふ所…目に見えぬ所をさとつてしる事、わづかなる事にも気を付くる事、役にたたぬ事をせざる事」最初から全部は出来ないにしても、やろうとする。弱い自分に克って、それらをやるのが日常になる頃には月日が経っているのでしょう。だから累積じゃないんですね。 1月30日の稽古内容 ご指導:門川師範 ①体の転換、②受け身の練習、③諸手持ち呼吸法、④四方投げ(裏)、⑤回転投げ、⑥(転換)入り身投げ、⑦小手返し、⑧自由技、⑨(転換)二教おさえ込み、⑩座技呼吸法 など ③(手を引っ張るのではなく)肘を絞る(近い方の肩が出てくる) ④(自分が入るのではなく)③から相手を進ませる。相手の手が離れないようにする ⑤今度は自分の足元へ。反対側の足が出てくる。 ⑥転換して反対の肩を出す。相半身片手持ちの状態と同じ。勝手に動くのではなく相手の動きに合わす。 ⑦転換して足元へ。親指が下(⑤) ⑨相手の方へ押すのではなく足元へ。上からいかなければ下から。 ➡合気ガールより:中心とつなげる