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(阿吽の呼吸)

 山吹や藤の花の美しい季節となりました。皆様お加減はいかがでしょうか。4/26~27 Japan Expo Paris in Osaka 2025にて㈱東山堂さんへ大阪合気会が提携している合気道体験会を出展するにあたり、万博会場にあるEXPOメッセへ応援に行ってきましたよ!仏で25年に渡り日本文化を発信し続けてきたJapan Expoと連携して日本が世界に誇るCOOL JAPANコンテンツと食やものづくり、武道の技を体感・体験できるイベントとして今回大阪・関西万博で開催されました。万博の目的でも豊かな日本文化を発信、異なる文化との交流を通じて更に豊かにと謳っていますから正にうってつけですね。合気ガールは初日の午前中に参加し体験会のリハーサルとなり、多少は役に立ったようで良かったです。万博の展示はほとんどが「見て楽しむ」没入型のものですが、護身術として合気道を実際に体験することは参加者にとって印象深く他にない知見を得られるものだと感じました。因みにEXPOアリーナでの音楽ライブもスタンディングやタオル回し、フレーズを歌うのをアーティストの方が煽動してくれて一体感が得られるものでしたよ。 4月24日の稽古内容 ご指導:門川師範 ①体の転換、②受け身の練習、③正面打ち一教おさえ込み、④入り身投げ、⑤四方投げ(裏)、⑥呼吸投げ、⑦角落とし、⑧自由技、⑨腰投げ、⑩座技呼吸法 など ③(相手に打たせて内側で合わす)ただ下がるのではなく攻撃の線を外す。相手は正面打ちが当たらなかったら突いてくるのでそれに合わせて。 ④ ③から切り下ろす(内→外) ⑤相手と背中合わせになる ⑥横並びになって相手の後ろから ⑦(もらって返す) ⑨(内側で合わせて)掴む(→中) ➡合気ガールより:自分の前/半身とは

アクティブに/シンプル

 穀雨の候、皆様いかがお過ごしでしょうか。朝堀筍を湯がいて灰汁を取ったり、蛍烏賊の目玉や嘴を取り除いたり、豆の筋を取ったり…春のしごとは面倒でもなんだか嬉しい。やっている最中は何も考えられない。美味しくいただくにはなんでもひと手間を惜しんではいられません。どこか行くにしてもそれを決めてから色々準備する時間がまた楽しいのですが、何の準備もなしに失敗して文句を言っても仕方ないですね。何が起きても大丈夫な状態なら何も用意する必要はありませんがそうなるまでには相当の修行を重ねないといけません。もっと柔らかく、もっと感じられるように、鎧を取って惣躰自由に心の儘にほどけたるように、今日は昨日の私に打ち克つように…。 4月21日の稽古内容 ご指導:吉田師範 ①体の転換、②相半身片手持ち(転換)入り身投げ、③逆半身片手持ち(転換)入り身投げ、④(転換)呼吸投げ、⑤角落とし、⑥相半身片手持ち(転換)四方投げ、⑦横面打ち(内転換)四方投げ、⑧一教おさえ込み、⑨正面打ち小手返し、⑩胸取り角落とし、⑪諸手持ち呼吸法、 背伸びの運動 など ②③親指を下に返す、体捌き(転換) ④外す(避けているわけじゃない。中心) ⑤入り身投げの下段。手で払ったり引っ張っていない。中心を取る。体が進む ⑥引いていない(出ながら回る)足は下げる。相手がただ持っているだけでも(中心を取ろうとするように言うより)積極的に進むことでそうなるようにする ⑦(張りを作る)手はやわらかく足は軽快に肚は重く。ぶつかることを恐れない。柔軟に。アクティブに前に出る。おしくらまんじゅうしない。 ⑧肚でおさえる ⑨開いて閉じる。呼吸。相手との。合気道は年齢や性別に関わらずいつ始めてもその人の硬さなりにできる。簡単、シンプルなもの。それ故に本質が見えにくい。 ⑩(取らせない)体の使い方ですらない。接触技術。触れた時にどうなるのかというのをやっている。言葉で言い表せない。 ⑪シンプルに(枝葉を削ぎ落す) ➡合気ガールより:自然に体を使うから活きる/スゥー

肚でコントロールする

 八重桜が満開となりました。皆様お変わりありませんでしょうか。『己こそ己のよるべ己をおきて誰によるべぞよくととのえし己にこそまこと得難きよるべをぞえん』放したら(仮)残っていたのは…だった。今後の展開は未知数です。まだまだ良くなっていけそうな予感がほら。幻ではなく理をたより。それ以外の場面では概ねうまくいっているので合気道でもそうなるように稽古する。但し無駄なことを何十年何万回やっても意味ないから。いつも心に…。私の見つけた宝物は目に見えなくて所有もできず放つ以外できなかったので強制的に成長させられ。もうしたいようにするしかないって。見たいものや感じたいことが多すぎて時間が全然足りません!目盛りを増やさなくっちゃ。 4月14日の稽古内容 ご指導:吉田師範 ①体の転換、②諸手持ち(転換)呼吸法、③逆半身片手持ち回転投げ/呼吸投げ/おさえ込み、④四方投げ(裏)、⑤入り身投げ、⑥三教おさえ込み、⑦正面打ち入り身投げ、⑧三教おさえ込み、⑨座技呼吸法 など ②肚で上げる ③肚で浮かす ④(振りかぶって振り下ろす) ⑤(てほどき)来てくれる方へ流す。肚でコントロールする ⑥きめて固めるだけじゃない。小手捻り。準備運動で自分で肚が浮くか。肘のコントロール ⑦入り身の稽古(剣を返す。同じ方を向く。渦に巻き込む) ⑧(あやとり) ⑨天地投げの地のうごき(広げる)→天 ➡合気ガールより:結ぶと流す同時にする

呼吸/包み込む

 ブログを見て下さる皆様、いつも有難うございます。あいにくの空模様でブルーインパルスの飛行展示は見られませんでしたが、雨露に濡れる桜も風情がありますね。アップされた動画で先生の説明を見つめる私を見ている私って不思議。何年か前にそれで確認して確かに座り方直そうと思いました。カメラ回ってないときだっていつワイプで抜かれてもいい自分でいる方が良い。道場の中ですもの。それに、いつまでも末っ子ではないので稽古中に体で対話するのが本筋といえどもそれだけにはとどまらないですね。コミュニケーションは言語、非言語ありますが色々含めて場の空気を作るのが先生だけでなくてそこにいる全員だからちらっと映る姿からでも何らかの印象を与えてしまうやもしれません。願わくば良い方に。気を付けよう普段から! 4月12日の稽古内容 ご指導:吉田師範 ①体の転換、②逆半身片手持ち(転換)呼吸法/呼吸投げ、③呼吸投げ、④諸手持ち(転換)一教おさえ込み、⑤半身半立ち片手持ち四方投げ、⑥逆半身片手持ち入り身投げ、⑦正面打ち一教おさえ込み、⑧肩持ち二教おさえ込み、⑨相半身片手持ち小手返し、⑩一教おさえ込み(裏)、⑪座技呼吸法(片手) など ②(上/下)つながりを大切に。(振れる)固まらない ③外から∞。膝をやわらかく ④振りかぶって振り下ろす(転換するのに合わせる) ⑤(振りかぶって振り下ろすのを進む動きに合わせる) ⑥てほどき。鎬を削ってつながりを切らさずに∞。投げようとしたらぶつかる。 ⑦鎬を削る。進んだり下がったりする。中心を捉える。結び斬る。 ⑧一呼吸。肘肩(足で挟む)手首(挟み込む)を体全体で制する ⑨広げる。開いて閉じる ⑩肚と両手で三点をおさえる。開いて閉じる ⑪呼吸。鋭く突くだけでなく広がりを感じる。包み込む。風呂敷みたいなもの ➡合気ガールより:肚で響き合う

中心を捉える

 花は爛漫、穏やかな気候に心和む季節となりました。皆様ご機嫌いかがでしょうか。年度が変わって新しいお仲間も増え、喜ばしい限りですね。一番は先生方によるそのままの説得力!!ですが、盛り上げてくれる皆や支えて下さる道場長、門人会世話役の皆さんのお蔭です。有難うございます。さて、お茶室のあるお宅に伺った際に、お庭から鶯のさえずりが。声はすれども姿は見えぬで帰り際に外でも聞こえました。観察とは智慧によって対象を正しく見極めることだそうですが(×妄想)、一般的には物事の状態や様相またその変化などをありのままに詳しく見極めて状態を知る、推察するような意味で使われます。急に強い力で触れられると誰しも硬直しますがそれをどう元に戻していくのか。雑念邪念が湧き出てくるのをどうやってしずめるか。テンプレで処理するのかあるがままを受け入れるのか。こんなちっぽけな私が自我を守るのに必死だよね。もういいよって言ってあげる! 4月10日の稽古内容 ご指導:門川師範 ①体の転換、②受け身の練習、③逆半身片手持ちおさえ込み、④回転投げ、⑤四方投げ(裏)、⑥側面入り身投げ、⑦小手返し、⑧二教おさえ込み、⑨座技呼吸法 など ③斜めに捌く(天地投げの地→相手の肩が出てくるので)腕を絡ませるようにして(肩を下げる) ④ ③と同じで親指を下に(相手が起き上がれないようにする) ⑤今度は小指側を(ひっかけて相手の掌が離れないようにする)。僅かにひっかかりがあれば掌が離れていっても取れはしないが相手が離そうと思えばいつでも離せる。そうではなく相手が持つ、それ以外できないという状態を維持する。 ⑥次はてほどきをする。指の間からしか取れないので腕の広い面から狭い面がくるようにして外す。縦→横。少しでもひっかかりがあると取れない。横に並んで~肘を当てる ⑦相手が勝手に来れないように制している ⑧そのまま無理に二教をするのではなく、中心を捉えて下げて上がってきたところを下げる ➡合気ガールより:出しとく/指先の方向

手刀が伸びていく/切り返す

 『天地に気結びなして中に立ち心構えは山彦の道』桃も桜もあちこちで見頃を迎えました。皆様お元気ですか。桜は満開になった傍から風で散ってもう過去の話。落ちた花弁が何を憂うわけもないのが清々しいです。先生の帰国後なんとかついていけるように自己開発の小旅行に行って参りました。帰ってきてお花見の席もありどこも桜が綺麗でしたね。女子校時代はなかったのですが、大学以降は特に人と同じ時を過ごし同じものを見聞きしていても認識の違いが甚だ大きいしそういうものだと思っています。但し稽古をしていたら言葉がなくとも体で伝わるときもあるので大変刺激的ですね。私は社会的にも肉体的にも相対的に弱い立場にありますがこの道を追求していく上でそれは寧ろ絶対的な強みとなるのでしょう。だから恥ずかしくないようにちゃんと稽古しようって思えました。 4月7日の稽古内容 ご指導:大槻指導員 ①体の転換、②相半身片手持ち入り身投げ、③(転換)呼吸投げ、④小手返し、⑤正面打ち一教おさえ込み、⑥角落とし、⑦横面打ち(内転換)四方投げ、⑧相半身片手持ち四教おさえ込み、⑨諸手持ち呼吸投げ、⑩天地投げ など ②斬り上げる、斬り落とす。手刀を道場いっぱいに伸ばしていく。 ③手刀(しっかり振りかぶる、斬り下ろす)上げよう、引っ張ろうとしていくもんじゃない。力を抜いて肚はしっかり。 ④誘いの手。持たれるのではなく持たせるように意識する ⑤(手刀、掌で合わす、ずらす)斬り下ろす ⑥鎬を削る(中心を外して)切り返す ⑦(切り返しの中に円の動き、循環がある) ⑧(刀を返す) ⑨(⑧と同じ。剣を持つ腕をおさえられても振りかぶって振り下ろすことに変わりはない) ➡合気ガールより:どんな手なのか/空気をつかむ

肘(を回転させる)

 武道センターの桜も咲いています。花冷えの折、お体おいとい下さいませ。さて、放てば手に満てりと言いますが、こんなにも満たされているのはひょっとしたら放つことができたのかもしれない。ちょっとまだ分かりません。途中経過。現在進行中。これまではすぐにいらんものを拾ってきて埋めてしまっているから。だがしかし、これを続ければもしかしたら?弥栄にさかえ…そして、そういうことができるとするならば、合気道でもできるという可能性が。全部仮説だし全然違うかもしれないけどただ、やる。未来、見たい。第一、毎日楽しいのは皆のお蔭ですよ。有難うございます。 4月3日の稽古内容 ご指導:門川師範 ①体の転換、②受け身の練習、③諸手持ち(転換)一教おさえ込み、④呼吸投げ、⑤入り身投げ、⑥四方投げ、⑦自由技、⑧三教おさえ込み、⑨腰投げ など ③ただ上げるのではなく、指が自分の方を向くようにふりかぶる(→相手の肘が上がる) ④(③から投げる) ⑤(③から親指が下→肘が下がる。自分が崩れて払って遠ざけない) ⑥(④から下から)危ないので片方離すがいつでも2本取れるように ⑧(③から二教のようにして)手首から肘を上へ→三教。下ろしたら相手の前へしっかり回り込む。 ⑨(③から)相手を抱えるようにして(相手と直角になるように)入る ➡合気ガールより:相手の邪魔をしない/ひとつの流れの動き

循環/斬り結ぶ

 枝垂れ桜がきれいですね。肌寒い日が続いていますがお加減はいかがでしょうか。先日大阪府連の指導者及び青年講習会に参加し、植芝充央道場長のご指導で次世代を担う他団体の皆さんと熱意のある充実した稽古となりました。広くはない道場に70名を超える参加者があり、人が多いので2列になって壁の方に投げるという状況がありました。先生は後ろに極端に視野の狭い人がいてもスマートにされていて、私の方は同じ状況でそうではなかったので(猛省)、何を優先するのか、四方八方に気を配るとは、技の中でどこにスキが生まれるのかと色々考えさせられました。植芝道場長からは基本的なことをしっかりするということを教わり、私が普段習っている内容のオーセンティックさを改めて感じ、そうしていないとどうなるか見てわかる機会ともなり、いろんなことから学びを得るのも己の心がけ次第だなと思いました。 3月30日の稽古内容 ご指導:大槻指導員 ①体の転換、②両手持ち(転換)側面入り身投げ、③呼吸投げ、④四方投げ、⑤天地投げ、⑥正面打ち一教おさえ込み、⑦角落とし/入り身投げ、⑧逆半身片手持ち呼吸投げ など ②回りながら下ろす ③下ろして終わりではなく続いている ④(捌いて)相半身の形になる。斬り上げる、斬り下ろす、斬り上げる、斬り下ろす、循環。(袈裟斬り∞) ⑤力を抜いて肚にしっかり力を溜める ⑥受けは「正面打ち」と思って(相手の頭上で)止めるのではなく、下までしっかり斬り下ろす。鍔迫り合い(50%&50%で下がったり進んだりする)。斬り結ぶ。 ⑦(⑥から下段/上段)鎬を削る ⑧∞ ➡合気ガールより:恵み、巡り