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(誘い)

 5月も終わりですね。皆様お加減はいかがでしょうか。さて、ウマい人が持つと…相手が教えてくれるってこういうことなんですね。先生たちが意図的にやっておられるのもさることながら、普通にやってて自然にそうなるなんて!最早普通じゃないですね。特別です。っていう体験を経て(それがあったからこそ)、数日後別の方でも相手が教えてくれることがありました。ちょっと私先生たちを追いかけて東京くんだりまで稽古しに出かけて行きましたけど…大切なもの、宝物は全部目の前にあんじゃん。そう言えば昔当時の師範等について色々稽古に行っていた先輩が、他に行かなくても〇〇館(部活の建物)に宝はゴロゴロ転がってんだ!って言ってたっけ。いやセンパイいっぱい他行ってますやんとその時は思った。分からなくても覚えていなくても目の前にはいつもあって今も溢れているから。宝探しの過程が大事なんですね。 5月30日の稽古内容 ご指導:門川師範 ①体の転換、②受け身の練習、③肩取り面打ち(転換)一教おさえ込み、④入り身投げ、⑤四方投げ、⑥回転投げ、⑦三教おさえ込み、⑧座技呼吸法 など ③当身を入れてそれでいけそうならそのまま技をする。相手がしっかり止めたら転換する。手が離れないようにする。 ④ (③から)親指と人差し指で挟むようにする。上から掴んだら四方投げ。両方できるようにする。 ⑤そのまま進んだら(首が締まって)出来ないので相手と横並びになる。反対の手が届かないようにする。 ⑥転換して斜めに捌く。 ⑦(今度は外に回る)四方投げの反対へ回ると三教。相半身片手持ちのようにする。 ➡合気ガールより:自分を守って中心を攻める/相手の攻撃の線を外す

ガチッと持たれても動き出す

 紫陽花が咲きました。先週末の晴天とは打って変わって大雨ですね。皆様いかがお過ごしでしょうか。5月25日には第61回全日本合気道演武大会が日本武道館にて開催されました。先生の富士山の如く美しくも厳しい刻々とその表情を変える霊妙なご勇姿をダッシュして肉眼で拝見できて喜びもひとしお。常日頃から無目的に駅の階段を駆け上っている甲斐がありましたよ。合気ガール含め今回武道センター道場から京都府連の演武に2組で出場致しましたが、出られて良かったですね。社員旅行みたいでとってもリラックスして出来ました。昨年は東京本部の稽古で疲れすぎたので反省して以来逐次強度を高めた結果今年は稽古も普段通りという感じで疲れもありませんでした。今回も道主や道場長の他お二人の師範の稽古に出ましたが、それらはこの日の稽古にすべて含まれていたので、先生は私の中が見えるんですかと驚愕した次第であります。 5月27日の稽古内容 ご指導:吉田師範 ①体の転換、②両手持ち四方投げ(表/内転換/裏)、③逆半身片手持ち(斜め/内転換)一教おさえ込み、④胸持ち呼吸投げ、⑤横面打ち一教おさえ込み、⑥胸持ち二教おさえ込み、⑦後ろ両手持ち三教おさえ込み、⑧正面打ち一教おさえ込み、⑨入り身投げ、⑩諸手持ち呼吸投げ、⑪横面打ち小手返し、⑫天地投げ(表/裏)、⑬天/地(表)、 背伸びの運動 など ②(手の内、自分の前、肚の前で斬る、突く) ③中心。体全体。肚を充実させる。固めない。 ④ ②と同じ。ガチッと持たれても動き出す。 ⑤肘または手首(を使って肚とつなげる)。大きくもいける。下から。 ⑥(持たれてからではなく)ここから始まっている。 ⑦力は抜く。のびのびと。あとのまつりにならないようにする。芯があるから外はやわらかくなる。 ⑧相手が固まっても進む。二歩目が進んでいるか。相手の反応を受けて固まるのは自分で自分を殺している。自分の反射を相手が受ける。 ⑨こうと決めていたら動けなくなる。一教をするように(表の入り身)入り身する。浅ければ小手返し、深ければ入り身投げになる。 ⑩ガチッと持たれても動き出す。回転。返っているのがわかる。 ⑪(二歩目) ⑫のびのびと ⑬隙間を埋める ➡合気ガールより:相対するその時に中心にスッと入る

のびのびと

 『逆さまに横すぢかいに飛ぶときはわがものならぬわがものもなし』燕の飛び交う時季となりました。皆様お変わりありませんでしょうか。江戸期禅士の歌だそうですがどういうわけか座技呼吸法をしていて気付いたらそうなっていたので先生がそういうイキに達しておられるひとつの現れ。飛んではいなくて逆さまになってそのまま重みに任せてごろんと乗り越えていったわけですが。畳を敷くにしたって或る人はただ自分が稽古したいからと言われるし、或る人はただ早く目が覚めたからと言う。春季特別大会で理事が童心の話をされていましたが、教える、受けをとることも囚われるのか自分の食べ物を分けるようにするのか。修行も堕落も己次第。私が人にしてもらっているように自分もありたいし、難しく考えず流れに委ねようと思います。的確に、丁寧に…。 5月20日の稽古内容 ご指導:吉田師範 ①体の転換、②諸手持ち(転換)呼吸法、③体落とし、④逆半身片手持ち(転換)四方投げ、⑤横面打ち(内転換)角落とし、⑥一教返しおさえ込み、⑦後ろ両肩持ち側面入り身投げ、⑧正面打ち一教おさえ込み、⑨入り身投げ、⑩突き角落とし、⑪胸持ち二教おさえ込み、⑫半身半立ち両胸持ち呼吸投げ、⑬座技呼吸法/正面打ち一教、⑭逆半身片手持ち呼吸投げ、 背伸びの運動 など ②(下!)投げるところまでいかなくて良い。 ③(もしくは上) ④ ①をしっかりする(手は肚の前。三角体) ⑤緩めない(振りかぶって斬り下ろす)受けも感じる ⑥一教押し込みからいなす ⑦(体全体の力。開いて閉じる) ⑧中心。目の前にあると危ないので流す。肚から進む。三角。 ⑨結びを大切に。 ⑩(攻撃の線を外す)手刀でおさえる(結びと肘)杖を突くように ⑪手でやらない(体で返す) ⑫下側から(もらって返す、開いて閉じる) ⑬固まらず、のびのびと ⑭やわらかい体を作っていく ➡合気ガールより:自分で立つ/相手の全体に目を向ける、耳を傾ける

結びを大切に/最初に流れがある

 ブログを見て下さる皆様、いつも有難うございます。稽古してますから一年前、数年前の自分と比べてたら多少は良くなってきている証なのかなんなのか、これまで漠然とウマい人達ってしてた中に、いや、すっごい人いるわって気付かされてしまった…。おめでとう私。生き生きと受け身を取るって正にこういうことなんやなってわかりました。やればやるほど無尽蔵。同じもの見てても私が上っ面で混乱するような場面で真実を見据えているって感じ。非 常識的なところに身を置いてるんですね多分。先月の合同稽古で日頃お世話になっている方の後輩の人としたらそっくりだったので、私もそういう風に人から感じられるようになりたいものだと思ってたんです。ん?その手は…先生だ~!って瞬間があったので、追いたい背中が身近にあって幸せですよ。それはさておき何やってるかその場でわかるようにならなくてはね。 5月18日の稽古内容 ご指導:吉田師範 ①体の転換、②逆半身片手持ち(転換)呼吸投げ(上段/下段)、③呼吸法(表)、④(転換)角落とし、⑤入り身投げ、⑥突き回転投げ、⑦正面打ち一教、⑧一教返し一教/二教おさえ込み、⑨後ろ両肩持ち側面入り身投げ、⑩座技正面打ち一教、⑪座技呼吸法、⑫逆半身片手持ち呼吸投げ、⑬天地投げ など ②(①から進む/回る)力はどんどん抜いていく。座る時は両膝を着く。そのまま上にいっても良い。 ③上段になっても体は上がらない。肚で上げる。 ④最初に流れがある。(ぶつかったときに)円転の理。△ ⑤(バトンタッチ。慣れてきたら深く喰いこむ)こういう手の使い方。結びを大切に。切れたら当たっちゃう。 ⑥(合わさる、重なる。ひとつにまとめる。手は肚の前) ⑦合わせるところの練習。 ⑧(中心。芯)間の問題 ⑨(開いて閉じる)全体をまとめる ⑩肚から進む。三角。 ⑪(スッと出す。広げる。全体の力。結ぶと流す同時にする) ⑫(相手の持ちに来るのに合わせる) ⑬(上が右回転なら下が左回転) ➡合気ガールより:腰回り/体を使い切る

相手を動かす

 立夏の候、清々しい気候となりました。皆様ご機嫌いかがでしょうか。宇良を見る度にその時自分が習っていることを分かりやすく全部やってくれているので本当に感心させられます。下から、ぶつかったときにどう変化するのか→円転の理(中心を避けない)、死角をとる、何の技でもできる状態、進む方向…パーフェクトヒューマン‼先生みたいやった~。相手だって真剣にやってるから相手が下になってもそこからすぐ取り戻す。そういう感じで、しっかり持つ、当てるつもりで打つということをすれば何をやっているか分かるようになる。そして、相手にもそうさせるように、せざるを得ない状況を作っていく。できるできないじゃなくてやるんです!ハイ‼ 5月16日の稽古内容 ご指導:門川師範 ①体の転換、②受け身の練習、③両手持ち(転換)一教おさえ込み、④入り身投げ、⑤四方投げ、⑥側面入り身投げ、⑦自由技、⑧二教からのストレッチ など ③(相手を一歩前に出す→転換) ④相手を動かす ⑤相手の近い方の手を使って(回転を伝えて技ができる状態にする) ⑥十字に交わる ⑦(両手で二教をするが技をしようとして)手が離れないように。ストレッチは高い位置で行う。 ➡合気ガールより:相手の邪魔をしない/満足させる

進んでいく/中心を避けない

 本日は葵祭ですね。爽やかな初夏の日で良い天候に恵まれました。皆様お元気ですか。5月6日の井上尚弥選手のネリ戦について八重樫さんの解説を聞いてたら合氣道っぽいことをされてたようなのですが素人が見てもそんなんワカランというわけで。最後ネリ選手の左からの攻撃を防いだ右でそのままストンと脱力系の攻撃をされたそうです。一般的にはガチッと右で防いだら左で攻撃というのが多く防いでそのままブロックカウンターが出来る選手自体少ないのだとか。ボクシングのことはサッパリ分かりませんけど、そういう体の使い方を普段稽古でしてるやんなぁと。うまくいくときは教えられたことをただしているだけで空のいれものに等しく、体の使い方を体で伝えられるって本当に凄いことだと思います。攻防の中に間とか誘いとか…いろいろ含まれていて感じる、見てとれるようになるのが稽古です?当たったら死ぬから稽古し続けられるようにルールの代わりに型(技)があるんでしょうか???武道だから。 5月13日の稽古内容 ご指導:吉田師範 ①体の転換、②逆半身片手持ち呼吸投げ(下段)、③(下から)、④(開いて閉じる)、⑤諸手持ち(転換)一教おさえ込み、⑥正面打ち一教おさえ込み、⑦横面打ち四方投げ、⑧逆半身片手持ち(てほどき)角落とし、⑨一教からの二教おさえ込み、⑩座技正面打ち一教おさえ込み、⑪一教返しおさえ込み、⑫半身半立ち胸持ち呼吸投げ、⑬天地投げ、 背伸びの運動 など ②③進んでいく。トンと当てる。 ④固めない(もらって返す)受けはしっかり持つ ⑤手は肚の前(振りかぶって斬り下ろす) ⑥中心を避けない ⑦(全体の流れ) ⑧(喰い込む。三角体) ⑨(回転)ぶつからないようにスッと通す。大きくもいけるし小さくもいける ⑩中心 ⑪一教おしこみから(切り返し。行かせる。肚から) ⑫(開いて閉じる)下側から ⑬(イヨーッ) ➡合気ガールより:めぐり/気の交流

肚から

 若葉の青々と生い茂る今日この頃、最近は風が強い日が多いですね。暑かったと思えば肌寒い日も。ご自愛くださいませ。さて、京都の西郊に位置する高雄、槇尾、栂尾は三尾と呼ばれ古来より紅葉の名勝として、また四季折々の美しさを育む地として知られてきました。自然豊かな山間の地でそれぞれの麓には名刹が佇み、真言密教発祥の地でもあり千年以上の悠久の歴史を刻んでいます。そぞろ歩けば清滝川のせせらぎ、鳥の声…見上げればどこも一面の青もみじ。葉から漏れ透ける光。シオカラトンボ。湧き水や川の音は心地よくずっと聞いていられるのですが、それは絶えず流れているからなのでしょう。高山寺の愛染明王像が六臂の各手に法具や弓等を執って座られていますが、こういう手とか腕の感じが…愛の手なんかなぁと思ったり。 5月11日の稽古内容 ご指導:吉田師範 ①体の転換、②逆半身片手持ち呼吸投げ、③胸持ち呼吸投げ、④逆半身片手持ち(転換)角落とし、⑤回転投げ、⑥諸手持ち(転換)呼吸法、⑦正面打ち一教おさえ込み、⑧回転投げ、⑨相半身片手持ち小手返し、⑩両手持ち呼吸投げ、⑪天地投げ、 背伸びの運動 など ②(歩く)肚から進む。(左手は右手の動きの中。自分を守って中心を攻める) ③ ②を胸持ちでする ④(持たれてから何かしようとするのではない)相手にグッと強く持たれて固まったのか、自分で自分を殺しているのか。悠長に待っている時間はない。ぶつかったときにどう変化するのか。たとえば円転。 ⑤下から。中心。 ⑥進む(転換)のと振りかぶりを合わせる ⑦上段に振りかぶる。 ⑧ぶつかれば足を下げる ⑨手は肚の前 ⑩肚から上げる ⑪天の手、或いは地 ➡合気ガールより:川上になる/何処から合わせるのか

回転

 新緑の眩しい季節となりました。皆様お加減はいかがでしょうか。先月末に豊中市立武道館ひびきにて研鑽会が行われました。『すべらす』体の使い方から力はいらない(膝は)弛めてどこにでも行けるという内容で稽古しました。最初に一教で技ではなくストレッチをした際に、先生のお手本は凛とした美しい姿勢だったのが印象的です。稽古していたら出来ないところも多いですが良いところもあり、良かったところは全部稽古の積み重ねであると実感します。これまでだったら先生が前に立つだけで逃げていたのですが、自分から攻撃しようとすることができました。稽古が私を超えたんですね。あと、先生のお手本と同じ状態になるように工夫できたやつがあって、忘れてましたが前のメモには「工夫がいる」と書いてあったので稽古している効果です。それと⑦の時に入り身投げできるなと思う前に体が動いたのでそれも以下同文。稽古は裏切らない。だから教えて下さる先生方へは勿論、稽古できる場所があること、人がいることに感謝ですね。神様今日もありがとうございます。 5月9日の稽古内容 ご指導:門川師範 ①体の転換、②受け身の練習、③横面打ち(内転換)一教おさえ込み、④四方投げ、⑤回転投げ、⑥側面入り身投げ、⑦小手返し、⑧座技呼吸法 など ③相手の(攻撃の)中で技をしない。外でする。 ④(自分の)足元へ。ただ斬り下ろすのではなく回転する力を加える(相手は崩れる) ⑤(振りかぶって斬り下ろす。喰い込み。足元へ) ⑥相手に回転する力が伝われば(相手が回ってきて)横並びになる ⑦相手の中心を捉えてコントロールする ➡合気ガールより:形に命を吹き込む