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同化する体捌き/吸い込む

 暑中お見舞い申し上げます。皆様お変わりありませんでしょうか。手術を受ける同僚へ千羽鶴を贈ることになり、どうせだったらと超絶パワースポットまで長時間かけて行って鶴を折ってましたが、そのよくわからんエピソードは意外と喜ばれました。さて、シロテテナガザルは東南アジアの熱帯雨林に生息し、高い樹々をブラキエーション(腕わたり)と呼ばれる動作で木の枝を掴んで移動します。振り子様で、遊具の雲梯を遊ぶような感じ。渡る先の木が遠ければ足の力をばねのように使ってジャンプします。これの、上下反転というか地に足をつけてやってるのが合気道なんやろうなと思います。シロテテナガザルも最初から上手にできるわけじゃなくって、家族の真似をしてか、とにかくやっている内に体の使い方がうまくなって速さも出てくる。合気道は畳の上で生命を実感せしめられるなんて凄い事ですね。小宇宙…いやもっと大きく‼ 7月28日の稽古内容 ご指導:吉田師範 ①体の転換、②逆半身片手持ち呼吸投げ、③両手持ち呼吸投げ、④逆半身片手持ち呼吸投げ、⑤相半身片手持ち入り身投げ、⑥逆半身片手持ち呼吸法、⑦両手持ち四方投げ、⑧逆半身片手持ち一教おさえ込み、⑨(転換)回転投げ、⑩横面打ち入り身投げ、⑪後ろ両手持ち三教おさえ込み、⑫両手持ち呼吸法、 背伸運動 など ②③(転換、斜)(空間ごと下から転がす) ④∞ 相手を動かそうというより相手が自分の周りをまわる ⑤吸い込む。同化する体捌き、体の使い方。 ⑥無理やり投げようとしない。指先まで。手刀の使い方 ⑦(スッと入って座る)行きませんではなく吸い込む。前進法。例えば正面打ち一教でここ(死)から頑張ろうとする人が多い。誘い。相手の力も利用して、攻撃してくる相手ごと ⑧(中心)中から外。突きが止まっているようなもの ⑨(杖や剣を持っているように捌く) ⑩中心を捉えて返す(当身→転身→撫でるように) ⑪撫で上げる、撫で下ろす。呼吸。吸い込む、同化的。スパッ、エイッと斬る。それと入り身、転換の体捌き。 ⑫呼吸 ➡合気ガールより:主宰者、誘発者となる

迎え撃つ/撫で上げる

 ブログを見て下さる皆様、いつも有難うございます。百合の花が大きく見事に咲いていますね。乗り物が叢をかき分けて進む。窓の隙間から草いきれの香り。山深い森で鳴くヒグラシの音色はこの世のものとは思えない澄み切った旋律を奏でます。すぐそこの道端は日に照らされて暑いのに、こちらはひんやり肌寒いよう。黒、茶、黄、色とりどりの蝶に青い蜻蛉。帰りに見た清流の深い瑠璃色に吸い込まれそうです。お詣りして何かを願うというよりは既にいただいているものに気付かされました。凛とした空気に心が洗われて、とにかく明日からはまた。そう。一に稽古、二に稽古、三四が稽古で五が情熱! 7月26日の稽古内容 ご指導:吉田師範 ①体の転換、②逆半身片手持ち(転換)呼吸法、③四方投げ/呼吸投げ、④相半身片手持ち入り身投げ、⑤一教(二教)おさえ込み、⑥小手返し、⑦突き小手返し、⑧正面打ち一教おさえ込み、⑨両手持ち呼吸投げ、⑩肩持ち呼吸投げ、⑪座技呼吸法、 背伸運動 など ②乗せる。上中下段あるがまずは中段。 ③逆半身片手持ちは突きと同じ。(ボーっと出して持たれるのではなく自分から)迎え撃つ。誘いとも言う。 ④迎えながらも入り身の形へ。どうぞ。ぶつかって変化する。その圧力がないと変化しない。 ⑤迎え斬る(内小手/外小手) ⑥⑦迎え立つ。自分から避けるわけではない。弱い方が弾かれる ⑧前進法。手は足の動きの中にある ⑨玉を抱える。撫で上げる。大きい方が良いでしょう。指先まで。繊細なことをしている。 ⑩持ち上げない。手を叩いて鳴るようなもの。撫で上げる。すり上げる。伸び伸びと ⑪(⑨⑩を座って。グッとくるから返っていく)同化吸収 ➡合気ガールより:陰と陽の繰り返し/内側を感じる

 前祭は大雨、後祭の巡行はカンカン照りでした。暑さ極まる時季となりましたが皆様ご機嫌いかがでしょうか。先日の参議院選挙で当選された方が、当選したときに絶対笑わないと決めておられたそうで、候補者の当選して嬉しいという感情は国民には何の関係もないからとのことでした。選挙期間中の個人演説会でも同じように険しい表情をされていて、敢えてなのだろうとは感じたのですが、ではその時もこんなに人がわざわざ足を運んで話を聞きにきてくれて嬉しいと思ってはったのかもしれません。西郷隆盛曰く『総じて人は己に克つを以て成り、自ら愛すを以て敗るるぞ』己に克つための極意は私欲を貪る心を持たない、我を通そうとしない、こだわりの心を持たない、独りよがりにならないと心がけることだそうです。それを体と一致させてやるんですから、ねぇ!わがままボディに潜む自己愛をやわらかく体を使うことで流していきたい。中心と、軸と、気…。 7月24日の稽古内容 ご指導:門川師範 ①体の転換、②受け身の練習、③肩持ち一教おさえ込み、④(転換)回転投げ、⑤(内転換)側面入り身投げ、⑥三教おさえ込み、⑦四方投げ、⑧自由技、⑨(転換)角落とし など ③肩の後ろの方ではなく前の方を持つ。横に捌いて(返す) ④転換してから斬り下ろすのか、もしくは転換しながら上げて下ろすのか二通り。(肘がどうなっているのか) ⑤相手の方へ入っていかない(内転換→逆回転)(自分の中心を)軸にして ⑥同じ方に2回まわる ⑦(⑤→技) ⑨(④→相手が出てきたところへスッと当身が入る、その場に座る) ➡合気ガールより:手足腰の一体化/待たない

伸び/吸い込んで斬る

 後祭が始まり、お迎え提灯の明かりとお囃子が幻想的ですね。皆様お元気ですか。虚往実帰と言いますが、例えば講習会なら普段その先生に習っていない人も参加しますから、コップの水を空にして臨むよう注意喚起されることもしばしば。しかし平素からそのような心掛けが無ければ果たして実りある稽古となるでしょうか。自分に言ってるんですよ。頭を空にするだけでなく、体は。心は。今していることを受け入れて感じることができなければ何にもなりません。本当に受けの優れた方としたら技の形が決められていない時でも私が主体的に動いているのにいけるところへ自然に導かれています。どういう状態?自分が受けで取りの人にひたすら動かされるのも凄いけど、こちらはもう何処からが私でどこからが相手の人なんですか?自分を失ってはいないのに私が無くされている。不思議!人の無念無想に取り込まれる合気ガールでした。そんなん自分で出来るようになったら最高~。 7月19日の稽古内容 ご指導:吉田師範 ①体の転換、②逆半身片手持ち呼吸投げ、③呼吸投げ、④(転換)呼吸法/呼吸投げ、⑤入り身投げ、⑥天地投げ、⑦正面打ち角落とし、⑧突き(内転換)一教(二教)おさえ込み、⑨肩(胸)持ち一教(二教)おさえ込み、⑩両肩(胸)持ち呼吸投げ、⑪(⑩ですり抜ける)、 背伸運動 など ②(イヨーッ!)(天)伸び(指先まで)姿勢 ③一二(角落としの上段)吸い込んで一 ④伸び(上段/下段)スーッと伸びていく ⑤てほどき×3(喰い込む、撫でるように、自分の前でバトンタッチ) ⑥ずらす ⑦吸い込む ⑧吸い込んで斬る。両手でやる。逆半身片手持ちの手で作る。それを消して反対の手で。 ⑨ないものを作る。ずらす。消す。中心。⑧を肩持ちでするとわかりやすい。 ⑩投げるというより連れていく、運ぶ。触れたとき、当たった時にいなす。関係性を保つ ⑪半身、前進、後退、転換。的確に行う ➡合気ガールより:合気道の剣/体捌き

四方八方に気を配る

 蝉時雨が聞こえる頃となりました。連日の夕立で湿度も高いです。お体おいといくださいませ。さて、能登の震災以降、救援の届く72時間後までどうやって地域で乗り切るのか協議を重ねています。自主防災会の会長さんより、これまで訓練では町内の一時集合場所に集まって避難所に行く内容しかしていないが、集まってから避難所に行くまでに他にも色々することがあるので今後はそういう訓練をしたいというご意見がありました。そこで、会議で机上ではありますがシミュレーションを行いました。大地震発生後まずは机の下などで自分の身を守り、揺れが収まってから調理・暖房器具を消しブレーカーを落として集合場所へ。皆で協力して消火、集合場所にいない人の安否確認、家屋が倒壊して埋もれている人等の救助、応急処置、そして自宅が危険でないなら在宅避難、危険なら避難所へ行くという流れです。自宅から一時集合場所に行くまでに周囲の状況に気を配って、皆で集まったときに危険を共有しないといけません。それに、そもそも他者を助けるには自分が無事で動けることが必須。普段から自宅内の家具や物が頭上に倒れてこないよう対策をする必要があります。普段の行動から始まっていると言えます。 7月17日の稽古内容 ご指導:門川師範 ①体の転換、②受け身の練習、③横面打ち(転身)おさえ込み、④四方投げ、⑤呼吸投げ、⑥入り身投げ、⑦三教おさえ込み、⑧自由技、⑨座技四教 など ③相手の攻撃の当たらない位置へ捌く。相手は一歩踏み込む。下がる場合でも(前に出るのと)同じように(不足なくできる)。足元へ ④捌いたあと相手と詰まらないようにする ⑤(相手が回ってくるように回転する力を伝える)自分と同じ方を相手が向く ⑥四方八方に気を配る。自分が技をしているときだけ気を付けるのではない。例えば3人1組で見ているとき等も。道場に入ったらスイッチを入れ替える。多人数の練習をしていないから出来ませんとはならない。 ⑦きめるときは相手の手が握りこめない(反撃できない)ようにする。握れても問題がなければその限りではない ⑨(片手で外から締めて左右連続で)受けは耐える ➡合気ガールより:受けは攻撃し続ける

伸びやかに/結びの稽古

 早いもので7月も半分過ぎました。皆様お加減はいかがでしょうか。空模様が落ち着かないのは祇園祭シーズンの特徴ですね。大相撲名古屋場所の宇良を見ていたら、あっ今回もまた宇良は最新の稽古でやったことを取り組みの中でちゃんとやっているんです。そうなるんですね…。たとえば先生は流れの中でも一つ一つが的確だから、本当に修行を積まれたんだっていうのが醸し出されてますが、そういう流れとかその中にあるひとつずつを私がもっと認識できていたら、一緒にやってる人ももっとうまくなるんやろうと思います。やらないことには見えてもこないし、いっぱい稽古して稽古してあるときそういう使い方が自然に出てさぼらないで続けたら本当に身につくけれども一朝一夕にはいきません。だからこそ丁寧に…。 7月14日の稽古内容 ご指導:吉田師範 ①体の転換、②相半身片手持ち入り身投げ/側面入り身投げ、③三教おさえ込み、④一教おさえ込み、⑤両手持ち回転投げ、⑥呼吸投げ/入り身投げ、⑦正面打ち小手返し、⑧諸手持ち一教おさえ込み、⑨両手持ち二教、⑩座技呼吸法、 背伸運動 など ②曲げる(受け身の手の形)、または伸ばす。受けも取りも体を伸ばしていく ③ ②の流れ(胴を斬るように)で転換する。もしくはスパッと。自分の前。 ④斬り上げる、斬り下ろす、突く、おさめる ⑤すり抜ける。無理やり入って反対側で攻撃されにいくわけじゃない ⑥芯が大事。やわらかさが重さになる。伸びやかに ⑦結びの稽古をしている。どのタイミングで結ぶのか状況にもよる ⑧除けたり避けたりしない。体の当たりがある。同化吸収する ⑨親指を下に。スパッと或いはゆっくり ⑩(⑤を座って。担がれて伸ばされる) ➡合気ガールより:道場の端まで

スパッと/肚前で

 前祭の山鉾曳き初めが執り行われました。皆様いかがお過ごしでしょうか。コンチキチンが聞こえたら夏が来たと思いますね。来週は参議院選挙ですが、京都では北陸新幹線小浜・京都ルートについても争点となっています。参考までに大阪や兵庫の公報も見てみましたがそれぞれの主張の違いがよくわからず、京都の場合はこれがあることで有権者にとって候補者を選びやすいように感じました。身近な問題ですから。大きい問題はそれが及ぼす影響について想像しにくい。まあ賢い人は違うんでしょうけどね。何かを選ぶときって自分の想像し得る範囲で情報を比較検討して決定します。だからたとえば新しく合気道しようという方が道場を探すとなれば、先生のすごさは各々の感受性で受け取ってもらうとして、利便性とか快適性。見えやすい部分を整備するのは道場生のやることかな。あとはご縁でしょうかしら。広報頑張りましょう! 7月12日の稽古内容 ご指導:吉田師範 ①体の転換、②逆半身片手持ち(転換)呼吸法、③(そのまま/外へ転換)呼吸投げ、④入り身投げ、⑤一教/二教おさえ込み、⑥両手持ち/片手持ち呼吸投げ、⑦横面打ち四方投げ、⑧正面打ち一教おさえ込み、⑨胸持ち(肩取り)二教おさえ込み、⑩天地投げ、 背伸運動など ②芯が大事。力は抜く(スッと通る) ③エンジンかかっていたらスパッと。 ④肚前で(バトンタッチしても) ⑤(振りかぶって斬り下ろす)自分の肚の前で。相手が持ちやすいようにというのもかんがえる ⑥エンジン(力を出す) ⑦やわらかさの中に剣の重みが乗る。スパッと ⑧(相手が上から打ちおろしてもいつでも中段を突ける)上中下段(中心を捉える) ⑨(②③のように。空気を掬う) ⑩(空間を運ぶ) ➡合気ガールより:気が通る体を作る

力を出している状態

 小暑の候、漸く京都にも激しい夕立が降りました。皆様お変わりありませんでしょうか。朝にかどの掃き掃除をしていたら、地面に小さくて黄色いテントウムシがいました。その名もキイロテントウ。星がなくてまっ黄色。正に夏から生まれてきましたって感じ。それを避けて掃除していたら飛んで私の足にとまったものですから一層愛らしい。テントウムシはナナホシテントウのようにアブラムシ等害虫を食べる肉食性のものは益虫、植物を食べるものは害虫とまあ人間側の都合で言ってますが、キイロテントウはなんと菌、それもうどんこ病の菌を食べる益虫!珍しい奴。うどんこ病って植物の葉っぱが白っぽくなってる病気ですが、それって菌なんや…。しかもそんなん食べる奴いるんや…。なにがどうつながってっていうのは不思議ですね。ちなみにかどを掃除していつもきれいにしていると、自販機横ゴミ箱の周りに煙草の吸殻や家庭ごみを捨てられることが無くなりました!単に暑さのせいかな~? 7月10日の稽古内容 ご指導:門川師範 ①体の転換、②受け身の練習、③逆半身片手持ちおさえ込み、④回転投げ、⑤四方投げ(裏)、⑥体落とし/入り身投げ、⑦(転換)小手返し、⑧自由技、⑨呼吸投げ、⑩座技呼吸法 など ③④相手の中心とつなげて(回転を伝える)相手の親指が上から下になる。接点だけ引っ張っても肩が下がってこない。(自分の)肘を曲げないようにして力を出す ⑤(自分が)力を出している状態で(相手が持つ)→中心とつなげる。いつでも自分から出ていく気持ちで。 ⑥ ⑤→相手の後ろへ ⑦ ⑤→手が替わってもおさえるところは同じ ⑨内転換をして相手が回ってくるのを(捌きは無しで)その場で相手が回ってくるようにする ➡合気ガールより:どこまで伝わっているのか

どうぞ

 ブログを見て下さる皆様、いつも有難うございます。炎天下、祇園祭の鉾建てが始まりました。山鉾は「縄がらみ」と呼ばれる釘を使わず木と縄だけを使う技法を用いて組み立てられます。縄を二重に絡めながらばねのような形に仕上げることで衝撃を吸収し、解けなくする工夫を施しているのだとか。見えない部分ですので私たちが鉾建て以外で縄がらみを目にすることはありませんが、巡行で動く鉾を見ると確かに中で衝撃を吸収している感じがあるような気がします。見えないものでも感じられるように拒否しないで内面にスッと…出来ればよいのですが。そんな簡単じゃないですね。しかし難しく考えてもどうにもなりません。いたってシンプルにただ行うだけ。今年の夏もアツいです! 7月8日の稽古内容 ご指導:吉田師範 ①体の転換、②肩持ち/肩当て呼吸投げ、③相半身片手持ち呼吸投げ、④入り身投げ、⑤諸手持ち呼吸投げ/呼吸法、⑥一教おさえ込み、⑦二教おさえ込み、⑧入り身投げ、⑨横面打ち小手返し、⑩座技呼吸法、 背伸運動 など ②(もらう)立ったり座ったりする ③どうぞ(と行かせてあげる)空いたところへ進む。または回る ④どうぞ。芯。固い、流れ、やわらかい動きができるようになる ⑤スッと通るのが一番良いがいかない→そこは変えずに別の力。鎧通し ⑥ただの円ではなくらせんに巻き込む ⑦結びは変えない。別の力を通す。それが肘なのか肩なのか腰なのか。重心に中心を重ねる。 ⑧ ⑦は下段。今度は上へ ⑨下段を上げずに下段のまま渦に巻き込む ⑩(下から上へ) ➡合気ガールより:やわらかさの中に一点重みがある

人間を知る

 日増しに暑さが厳しくなってまいりました。皆様ご機嫌いかがでしょうか。『心廣くして體胖かなり』と言いますが、せっかく稽古して固まるようでは何をしに来ているのかわかりません。しかしそういう自分の弱さと向き合うしかないのです。同じことをしていても疑うことなく行える時と惑いだめな方向に行ってしまう時があるように、心のあり方によって動きは全然違ってきます。職場で前の上司と合わない人はみんな辞めていったし、その後他の人たちは徒党を組んでその人を追い出す企てをされ今に至りますが、いずれにしろ問題から逃げているに過ぎません。推移はあれどベースは50%&50%ですから半分は自分。人の価値観や事情は様々で他者を変えることはできませんが自分の見方が変わって行動の変容に繋がれば相手の反応も変わるはず。但し、改善したいから対話しましょうという合意は要るでしょう…。 7月5日の稽古内容 ご指導:吉田師範 ①体の転換、②逆半身片手持ち呼吸投げ、③呼吸法、④入り身投げ、⑤正面打ち入り身投げ、⑥諸手持ち呼吸投げ、⑦呼吸法、⑧胡坐をかいて相手に止められず後ろ受け身をとる、⑨天地投げ、 背伸びの運動 など ②(手だけで引っ張るのではなく)体全体で後退する。力は抜いて土台はストンと。ぶつかるところを流す ③人間を知る。しっかり下がる、しっかり進む、しっかり立つ、しっかり座るとはどういうことか。武道の反対は無関心。自分の状態を知る。相手の状態を知る。同化的に体を使う。運ぶ。 ④(てほどき)無理やり切ろうとするのではなく鎬を削る ⑤同化的に吸収する。下がりながら中心をとってもよい ⑥自分の体は楽に。腕を出して重みが乗っているとよい。相手はしっかり持つ。上げようとする。上がるものかとすると自分が浮く。そういう風に上げようとしているんですねと同化的に。稽古だけでなく日常にも取り入れる。 ⑦作為的ではなく同化的に体を使う ⑧受けは押さずに肩甲骨を支える。やろうとすると自分が浮いて畳にも同化できない。 ➡合気ガールより:ガチッと持たれても動き出す/受け身を取るように自然に

小さい動きで大きい力

 色とりどりの七夕飾りを目にする頃となりました。皆様お元気ですか。農園の前に無人の直売所があり、規格外のお野菜を安く売られています。今にも弾けそうな特大茄子や立体的に曲がった胡瓜、珍しいつるむらさきに、鮮やかな黄色いパプリカ…どれも夏の太陽をたくさん浴びて美味しそうです!何作ろう?と楽しみになりますね。このお野菜たちを見ていたら金子みすゞさんの『みんなちがって、みんないい』を思い出しました。私は自分の長所や短所をわかっているのかな?これらのお野菜はみんな中身が詰まっているから瑞々しくも滋味深い味わいがあるのです。中身って肚やし受けを取ってできてくるんかなと思います。中身がなかったらおいしくないんですね。目指せ so tasty girl! 7月3日の稽古内容 ご指導:門川師範 ①体の転換、②受け身の練習、③相半身片手持ち一教おさえ込み、④入り身投げ、⑤四方投げ、⑥呼吸投げ(天秤投げ)、⑦呼吸投げ、⑧二教おさえ込み、⑨自由技、⑩呼吸投げ(合気落とし) など ③小さい動きで相手の肩の方まで大きい力を伝える ④ ③→転換 ⑤ (③④上へ、⑤下へ回転して)肩を出す ⑥ (⑤→相手が回ってきたら外へ転換)斬り下ろしたときに反対の手を出す ⑦ (⑤→相手が回ってきたら)反対の手で投げにいくのではなく(結んだ方でコントロールする) ⑧ (③→転換) ⑩ (③→相手が浮いたところへ) ➡合気ガールより:ただの円ではなく奥行きがある/体の転換にだいたいの動きは全部入っている

同化的

 7月、祇園祭の季節になりました。酷暑が続いております。ご自愛くださいませ。昔?は小学校に畳の作法室があって、地域の人がお花やお茶をしていました。だいたいは校舎の建替えで無くなっているようですね。だからクラブ活動等で伝統文化を学ぶとなるとランチルームに茣蓙を敷いてされてるのだとか。子どもたちは皆初めてですが1年間で10回程度習って誰でも何か一つは身につくそうです。皆ちゃんと見てるんですね。合気道でも型は決まっているので初心者でも高段者でも前のお手本を見てします。では何が違うのか。それが体の使い方とか呼吸力とか色々言い方はあるでしょうが、目に見えないところなのかなと思います。上達するには…。 6月30日の稽古内容 ご指導:吉田師範 ①体の転換、②相半身片手持ち入り身投げ、③正面打ち一教おさえ込み、④四方投げ、⑤両手持ち呼吸投げ、⑥後ろ両手持ち小手返し、⑦肩取り面打ち小手返し、⑧胡坐をかいて後ろへ倒れる、⑨(片手持ち)座技呼吸法※下段、 背伸運動など ②内小手、外小手どちらでもよい。または二教。固まらない ③中心(重心)線と重心(中心)を合わせる ④(∞/十字)握って固まらない。コントロールする ⑤手合わせのように。同化的。結んでずらす ⑥体を開く。立ってきめる(剣を通しているようにおさえる) ⑦(肩取りの手に)ぶつかっていかないのではなくそこを支点に ⑧受けは高さを相手と揃えて肩甲骨あたりを支え、無理に押さなくて良い。やろう、倒そうとするといかない。(力を抜く。重みが乗る) ⑨手首で鍔迫り合いしない。筒と同じ。通過点。下へスッと通す。そのまま/反対の肩を押してあげる ➡合気ガールより:重力/体の思想