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自分の前/捌いた後は同じ状態

 色とりどりに桜が咲き始めました。皆様いかがお過ごしでしょうか。(前回の続き)普段自分の姿は見えないので、出場した演武の動画を見たら、受けをお願いした安心と信頼と実績のかしこいズに感動しましたよ。なんて頼り甲斐のある、よくぞここまで汲み取れる、本当ありがとうございます。かしこいズのかしこいズたる所以、知性と感性と品位がキラキラ輝いてました。二人で作り上げる、響き合うから私のポテンシャルを引き出してくれてるよね。なかなか出来ることではないです。脱帽。私の方は、1年前と比べたら良くなってるところもあるし、もっと出来たのかってところはまた稽古します!1分半にギュウギュウ詰め込みたがる合気ガールは予定していた内容の半分しか収まらないと練習で気付いたため(賢くない)半分は全日本演武用にしました。そういうわけで、一に稽古、二に稽古、三四が稽古で五が情熱!! 3月27日の稽古内容 ご指導:門川師範 ①体の転換、②受け身の練習、③横面打ち(横)一教おさえ込み、④(転身)入り身投げ、⑤(内転換)回転投げ、⑥(斜め後ろ)角落とし、⑦(外転換)四方投げ、⑧自由技、⑨(斜め後ろへ外転換)小手返し など ③斜めに捌く(六方。横に捌いて外へ)。捌いたら手が自分の前になる。横にずれない。 ④(後ろ足を軸に)体を開く。捌いたあとは③と同じ手が自分の半身の前 ⑤転換の動き(一歩出て前足が軸)。足元へ ⑥(③は横、今度は斜め後ろ。相手の外へ)横面打ちをやり過ごす ⑦二歩出て振り向く。受けはやられ役ではなく攻撃役なので相手から目を離さない。取りは相手を目で追わない ⑧(③~⑦)捌いた後は同じ状態になるので攻撃5通り×技5通り=25通りできる ⑨(⑦は前方へ、⑨は斜め後ろへ)。内転換…体の内側を相手に向ける。外転換…体の外側を相手に向ける。 ➡合気ガールより:半身とは/相手との位置関係 <Special thanks to Mr.&Mrs. M>

円転自在

 春風が心地よい頃となりました。皆様お変わりありませんでしょうか。先日は豊中市立武道館ひびきにて春季特別大会が盛大に開催されました。研鑽会では理合いについてのお話があり、ひとつずつの動きに理由があり、何故その動きをするのかかんがえ自身の習熟度や体格等で出来得るよう工夫して実践するということで相手の攻撃の線を外すことを稽古しました。演武会では先生たちの捌いたとき触れたときには相手の前にいない圧倒的勝速日を拝見し、合気道は開祖の目指された争わない武道である唯一無二の特徴を一日通して体感させられました。また、大阪合気会が追究しているのは田中万川先生、植芝先生の目指された合気道であり私たちはこれからも繰り返し稽古して求めていくんだなっていうところで次回に続きます! 3月24日の稽古内容 ご指導:吉田師範 ①体の転換、②諸手持ち(転換)呼吸法、③正面打ち一教、④回転投げ、⑤両手持ち(転換)呼吸投げ、⑥胸持ち一教おさえ込み、⑦横面打ち(内転換)一教おさえ込み、⑧正面打ち一教おさえ込み、⑨後ろ両手持ち一教おさえ込み、⑩二教おさえ込み、⑪諸手持ち呼吸法、⑫(片手持ち)座技呼吸法、 背伸びの運動 など ②振りかぶりの稽古(転換するのと振りかぶりを合わす) ③(振りかぶって振り下ろす。詰まらない) ④入れ替える(出しながら引く、開く)下がるから力が溜まる(→進む) ⑤(②の下段。一歩出て転換)足捌き。足は軽快に。円転自在 ⑥(袈裟斬り、開く/当身、入る)進んでいく。手はやわらかく ⑦袈裟斬り(間を取る)居着かない ⑧鍔迫り合い(奥行)すみわける ⑨(相手の肘が上がって浮く)相手が来るのを足を下げて使う(十字投げ)。小競り合いにならない。合気する。 ⑩(今度は一歩出して転換)手はやわらかく足は軽快に肚はしっかり肚に力を溜める ⑪(受けは真上に突きあげる)→詰まらないように間を取れば良い ⑫袈裟斬り(∞) ➡合気ガールより:マトリックス。広げる

楽に伸びる/静けさ

 ブログを見て下さる皆様、いつも有難うございます。河津桜が咲き始めました。早咲きの桜は満開のものも…。かしこい人達と自分と何が違うのかは、常に理性的な選択と判断を繰り返すことです。今回のを続けてみたら集中力の問題が浮き彫りになりました。1時間半の稽古のどこまで保てるのかもありますが、説明のときもそう。気になることや想起されるものに気を取られ時が過ぎているのです。それを隙と言わずして何?ひどいときはショックな出来事を目の当たりにしてこれまでも今も全部忘れて動揺している。Is this love(自我)?  たとえば、食事ひとつとってもお行儀よくするのか怠けるのか。食事中だけマナーを守ればよいわけでなく前後もあります。稽古のときだけちゃんとするなんて土台無理な話、虫が良すぎる。 私の日常をひとつずつ丁寧に変えるのです。 3月17日の稽古内容 ご指導:吉田師範 ①体の転換、②受け身の練習、③諸手持ち呼吸法、④(転換)呼吸投げ、⑤天地投げ、⑥両手持ち(内転換)角落とし、⑦相半身片手持ち一教おさえ込み、⑧正面打ちに合わせて捌く(入り身)、⑨半身半立で⑧をする、⑩演武の練習 など ③無理なく楽に伸びるところを探る ④楽に伸びるよう体捌きもする。指先までスッと伸びてゆく。上中下段。転換。もしくは肘を緩めて伸びる。 ⑤上下に分ける。力はいらない ⑥ぶつかったところで流す。(二刀を一刀に)突いて斬るようなもの。鍔迫り合いがある。 ⑦袈裟斬り/振りかぶって振り下ろす ⑧静けさに慣れる。波立っている、水や風のざわめきが収まってから打つ。慣れてくれば相手が打つ時の音(ざわ…)が聞こえる。(ただ捌く。何かしようとしない) ⑨(ただ立つ、ただすり抜ける)余韻 ➡合気ガールより:心の目、求聞

(間を取る)

 仲春の候、皆様ご機嫌いかがでしょうか。お相撲見てても良いときって自分や相手が土俵のどこにいるか把握してるんだなと思います。さて、もうすぐ104歳になる方が、極楽は死んでからあるんじゃない、今ここにある。つぎはぎだらけでも今をとれだけ楽しみ極めるかと仰ってました。周りの人がよかれと思って色々勧めてくれるけれど、人に気を遣って我慢して嫌なことを無理にしたりしなくて良いとも。含蓄に富んでる。「楽しい」も色々あるでしょう。直近では仕事でも私生活でも実際の距離は遠いものの体は使ってませんが結びの鍔迫り合いが三山ほどありまして、すべて相手を思いやる、尊重することに尽きました。そしてそれらはいずれも考えてみればこちらから能動的にガードを下げて出させてるんですね。感覚を研ぎ澄ませば自然にやってるんだから、…稽古の時の方が甘えてんのかよ。反省!! 3月13日の稽古内容 ご指導:門川師範 ①体の転換、②受け身の練習、③突きおさえ込み、④四方投げ(裏)、⑤呼吸投げ、⑥入り身投げ、⑦小手返し、⑧肘極め二教おさえ込み、⑨演武の練習 など ③相手の手だけ下げるのではなく体が下がるようにする。 ④上下に挟むようにする。相手の前で技をしない ⑤親指を引っ掛ける。きまると危ないので受けは掌を下に向ける。(転換して後ろから押し出すようになる) ⑥遠い間合いで誘うのではなく③~そのままの間合いで後ろ足より入り身する。捌いたときに相手の前足と自分の後ろ足が合うくらいになる ⑦(⑥から振り向く) ⑧二度打ち(⑦から開く)。受けは相手を追いかける。そうでないと踵同士が当たる。 ➡合気ガールより:何処から合わせるのか/せざるを得ない

半身が大事

 天地も躍動する春ですね。皆様お元気ですか。「執着しているものを手放す」のが永遠のテーマなのですが、変わっていけると思えるようになりました。最近友人に4年ぶりに再会しましたが、その時の私と今と違うことが沢山あって確実に良くなっていると言えるからです。自分一人では気付かなくて、人を通して私自身の変化が映るものですね。内面、身体感覚、弥栄良くなっていける実感があるのはまだまだこれからだから。環境に恵まれ、色んな人から影響を受けていますが、それもこれも各所に人のお力添えのあるものです。私はこれからも尊敬している人たちのようにありたいと思うし、自分がしてもらったように私も体で対話できるようにと希う次第であります。 3月10日の稽古内容 ご指導:吉田師範 ①体の転換、②逆半身片手持ち呼吸投げ、③肩取り面打ち呼吸投げ、④相半身片手持ち(二教)入り身投げ、⑤逆半身片手持ち(内転換)四方投げ、⑥突き角落とし、⑦天地投げ、⑧演武の練習・自主稽古 など ②斜(上/下段)。(歩くというか膝行のように出す)(受け身の手の形)。手を楽に。抜く。足を残さない。杖の使い。 ③(手刀)力相撲しない。力はいらない。投げようとせず下ろす。半身が大事(①で取りでも受けでも転換して戻る) ④(正面打ちを入り身する際に胴を斬る、刀を返す。切り返す)(結んで広げる)二教にもなっている。下段、上段。入り身投げの手の形にしっかり返す ⑤奥から(撫でさするように斬る、斬る、斬る)。足は軽快に ⑥張る。鍔迫り合い。おしくらまんじゅうではなく合気する ⑦固めない(背中をやわらかく→膝が緩む) ➡合気ガールより:自分を守って中心を攻める/斬る、打つ、突くこともおさえることもできる

中心から鎬を削る/圧縮

 河津桜の蕾が膨らんで参りました。暖かくなり、花粉が飛んでいるようですね。ご自愛くださいませ。最近は武道センター道場ホームページリニューアルの効果もあって入会者も増え、合気道学校の方も盛況ですので喜ばしいかぎりです。教育勅語の『斯の道』が惟神の道として、その道の実践を求めているから合気道に出会ったんかなとか逆説的に思う訳です。探し出してくれて有難う。昔の人は普通に生活して皆がそうしていたのか分かりませんが、稽古をしている内に、今そう生きたいと祈るようになったんですね。どうしようもなかった私に先生たちが教育的指導を施してどうなったかっていうと、斯の道を実践している人が輝いて見えるようになったという感じです。生きることは修行すること。これからの変化に期待しつつ…今後もご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。 3月8日の稽古内容 ご指導:吉田師範 ①体の転換、②逆半身片手持ち(転換)角落とし、③(入り身)角落とし、④四方投げ(裏)、⑤突き四方投げ(裏)、⑥正面打ち入り身投げ、⑦胸持ち一教おさえ込み、⑧諸手持ち呼吸法、⑨天地投げ、 背伸びの運動 など ②土台。(力んで偏らずに)抜く。→(姿勢が戻って間ができる)。高さを使う。 ③(手ほどきを払うんじゃなく結んで下ろす。引き出す)中心から鎬を削る→圧縮。(裏三角) ④(十字)先まで通す ⑤(③→④)小手と思わずに中心から。鎬を削る。私自身が描いていく。 ⑥間を取る。広げる。奥行きとは距離ではなく人と人との間の奥行き。(距離が)近くても取っていないと遠い。 ⑦当て(中心を捉える)さするようにして鎬を削る(→圧縮)。心無しにならない。実践。行動に心がついてくる。 ⑧指先まで流す ⑨転換して上下に分ける ➡合気ガールより:ゾーン/すり合わせる

(肘がどうなっているのか)

 今日は霰が降っていました。寒暖定まらぬ時期、お加減はいかがでしょうか。花街を通ると屋根からお庭の梅の枝が顔を出し三味線のお稽古の音が聞こえて参ります。風情がありますね。さて、漫画家の大友克洋さんは作品中で超能力の威力の大きさを画力で表現する際、地面が割れたり球状に凹む等の破壊される様を描写され、以後は漫画界のスタンダードな手法に。合気道は更にお手本を見てどうすればそういう風に力が伝わるのか自分の体を使って行います。ネオ京都…。外郭を見たままやっても中身が同じにはならないのですが、何が違うかは体の使い方だからどこをどう切り替えるのか。想像力を補填するのが実際に受けて感じることですがそれと行動が即、結びつくのは並大抵のことではないと思います。何を見てとり、何を感じられるのか。自分のポテンシャルを拡張!解放!し続ける。奥が深いです。 3月6日の稽古内容 ご指導:門川師範 ①体の転換、②受け身の練習、③逆半身片手持ち一教おさえ込み、④四方投げ(裏)、⑤回転投げ、⑥入り身投げ、⑦自由技、⑧小手返し、⑨腕絡み、⑩座技呼吸法 など ③親指を引っ掛けて返す。手と足を同時に(六方に捌く) ④(①→)相手の手が取れないようにする。片方の手だけでもできるくらいに(つながっている状態を維持する)。 ⑤(④→)相手が出てきたところに当身が入る。斜め後ろ ⑥(③→)深いと取れないので(手首に近い)浅いところで切る ⑦(相手が一歩出てきてそのまま入り身投げ等) ⑧相手の後ろの足を一歩出させて(体をひっくり返す)離れて小手返し ⑨きめるようにして(①足はひかないで攻撃の線を外し)横並びになる ➡合気ガールより:相手の状態を確認する

十字

 啓蟄の候、皆様いかがお過ごしでしょうか。ふと我に返る瞬間があって、そういうときに私はだいたい「そうだ、稽古をしよう」と思って今に至ります。実生活では以前だったらミスしそうな場面があっても落ち着いて対処したり、違うと気付けばアプローチを変えられるのは経験によるものもあるので、なんか感慨深いです。先々の気を読もうとするのは稽古で培っていると思うから(稽古しててうまくいくかはまた別のお話)。学生のときにカリスマ主将が「数は力や!」と言ってましたがその力も良い方に使えなければどうにもなりませんもの今度こそは変な方にいきそうになる前に善処したい。上司が異動になるのですがもうちょっとどうにかできなかったかとずっと思ってて、しかしその場合はどの時点まで遡れば?広い視点が必要でした。リセットボタンは無いのでこれからは、今日からは、今ここからは! 3月3日の稽古内容 ご指導:吉田師範 ①体の転換、②両手持ち四方投げ(表)、③(裏)、④逆半身片手持ち入り身投げ、⑤相半身片手持ち呼吸投げ、⑥正面打ち(内転換)四方投げ、⑦逆半身片手持ち一教おさえ込み、⑧呼吸投げ、 背伸びの運動 など ②前回の振って進む体の使い方と、十字。持ち上げようとしない。重みが乗る。 ③十字(肚の前) ④十字(てほどき)払うと斬られるので払わない(結んだまま下ろす)。やろうとしてこもらず指先まで通す。手刀 ⑤(手刀、手刀、下ろす)引っ張らない ⑥十字。出ながら下がる、出ながら開く、出ながら捌く。中心。結んで方向を変える。振りかぶって振り下ろす。 ⑦中心を捉える。当身。当てが入る。両方でつながっている。相手が来ようとしても防げる。 ⑧肩肘張らない。 ➡合気ガールより:二刀を一刀に/つま先からてっぺんまで

良い状態/ちょっと引き出す

 早春の時季を迎え、梅の花の甘い香りがふんわりと満ちています。皆様お変わりありませんでしょうか。大根を輪切りにしたら(古かったのか?)中心から放射線状に細胞が分かれているのが見えて、それらは三角形の集合体のようでしたので、あの時稽古したのはそういう意味があったんかなと得心しました。お大根の方も煮込んでしまえば水分が入りますから美味しく頂きました。端っこの方はどのみち水分を抜く糠漬けに。物は考えようで、予備校の広告には苦手は全部伸びしろと書いてありました。どんどんうまくなっていける可能性があるということですし、分からなくても今を大切にしたいです。自分がどういう行動をするのかというのが結局姿勢とかに現れると思うので、できるだけ良い方に、良い方に。皆のお蔭でなんとかやれてるから本当有難いですし、頑張っている私を労わってあげよう。 3月1日の稽古内容 ご指導:吉田師範 ①体の転換、②両手持ち四方投げ(表)、③(裏)、④逆半身片手持ち角落とし、⑤(引き出す)抜く稽古、⑥入り身投げ、⑦相半身片手持ち呼吸投げ、⑧(転換)二教からの小手返し、⑨逆半身片手持ち側面入り身投げ、 背伸びの運動 など ②(振るように進む)良い状態。 ③(①で)詰まらない。 ④ちょっと引き出す。 ⑤手刀、手刀、おろす。払わない。払うと斬られる。(引き出したのを)戻さない。 ⑥(⑤から技までつなげる) ⑦(正面打ちの呼吸で⑤~をする) ⑧(奥行)(心臓に突き刺す)半身と逆になることもある ⑨後ろに。前に行ったら②。(スッと通す。短刀を持っているように。相手に重みが乗る) ➡合気ガールより:最初から最後まで気持ちを変えない