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何でも対応できる

 歳末御多端の折、皆様ご機嫌いかがでしょうか。2024年は武道センター道場のホームページが新しくなり、ダッシュの体験教室から新しいお仲間も増えて喜ばしいことですね。この調子で合気道や大阪合気会の更なる発展のために微力ながら尽力いたしましょう。今年も『スキのない動き』『喰い込み喰い合わせ喰い止まる』『入り身転換反射道』を稽古した1年でした。こうして休みになると、普段稽古したいときにできるのは贅沢なものですね。道場があって、皆がいて、先生が指導に来て下さることに改めて感謝!です。そして鍛えられたお蔭で健康で丈夫な私の体、ありがとう。さあ来年も「つべこべ言わずに受け身とって感じる!」ハイ‼ 12月26日の稽古内容 ご指導:門川師範 ①体の転換、②受け身の練習、③後ろ両肩持ち一教おさえ込み、④側面入り身投げ、⑤四方投げ、⑥入り身投げ、⑦十字投げ、⑧二教おさえ込み など ③受けは後ろ両手持ちのようにして(斬り下ろせない→)滑らせて肩へ。体を振る(相手を前に出す)。(一教)頭をつける。 ④ ③は自分と同じ方を向いたが④は逆(開く)。手で倒そうとするのでなく反対の方で(崩していく) ⑤「四方投げをする」というより(④からの回転で)かかりにくるように。型稽古で攻撃が決まっているからと言ってボーっと待たない。(自分から)手を出すのは攻撃を防ぐ手でもある。何でも対応できるようにする。 ⑥~(③から技) (出てこなければその分入る)(中心に集める) ⑦ (十字にとるときに足も一緒に引く) ⑧ (逆半身片手持ちで二教するのを相半身で)相手の肘が伸びていたら(下から巻き取る) ➡合気ガールより:体の全部を使う。バラバラにしない

腰をやわらかく

 メリークリスマス!今年も残すところ僅かとなりました。皆様お元気ですか。先日田中万川先生の御命日に偲ぶ会を執り行いました。ご参加ご協力頂きました皆様ありがとうございます。そういった機会でなくとも普段から万川先生の目指された合気道とは?かんがえながら研鑽して参りたいですね。さて、私の方はほぼ無傷だったのですが、事故の影響で自転車がガタガタいうので修理に持っていきました。最初の人は「動いてたらどうもない」と見てもくれず、違う店に行って二人目は一応乗って動作確認されましたがやはり同じような感じでした。後日同じ店に行って三人目、一目見ただけで後輪の歪み、ペダル、籠…と損傷個所が分かられました。職人ですね。どこの世界でもフェイクとモノホンが。そして自転車にも姿勢があるんだな~と納得。私も丁寧に稽古を重ねて毎度できるようにね! 12月23日の稽古内容 ご指導:吉田師範 ①体の転換、②逆半身片手持ち側面入り身投げ、③(転換)呼吸投げ、④入り身投げ、⑤入り身投げ、⑥(転換)一教おさえ込み、⑦四方投げ(裏)、⑧後ろ両手持ち三教おさえ込み、⑨呼吸投げ、⑩突き小手返し、⑪半身半立ち両手(肩)持ち呼吸投げ、 背伸びの運動 など ②(転回、体の変更)(手ほどき/そのまま)ひっかける ③(②から前へ)(手と中心を合わせる) ④(中心)受けも姿勢に注意する ⑤切り方を替える(②~間から。今度は入り身で喰い込む)一重身 ⑥(⑤で払うように。かっちりやると転換→地→一教。それを滑らかに) ⑦手を重ねる ⑧前後。前後斬り。 ⑨腰をやわらかく。自由にどこにでもいける ⑩(相半身片手持ちにのようにして⑤)導く ⑪準備体操と同じ(ねっこをはる) ➡合気ガールより:そこに腰があるだけ

光を照らす(ゾーンの作り方)

 冬至を迎えました。いよいよ冬本番、お体おいとい下さい。カレーやシチューの類を調理する際、市販のルウは使わないで作ります。クリームシチューは作る工程がグラタンと似てるんですけど、牡蠣の白味噌グラタンとかあるのでシチューにも白味噌を入れてます。で、ジャガイモの代わりにサツマイモにしてみたり、ブロッコリーじゃなくて旬の蕪を入れたりしています。ご飯を炊くのを忘れていたのでカレーうどんの変化でシチューうどんにしてみたら大成功。お味噌入れてるから合うに決まってますね。それがどういうものか分かっているから結果が予測できるし色々対応できることで失敗もない。それが技術ならば道とは…。 12月21日の稽古内容 ご指導:吉田師範 ①体の転換、②逆半身片手持ち(転換)側面入り身投げ、③呼吸投げ、④角落とし/呼吸投げ、⑤後ろ両手持ち呼吸投げ、⑥逆半身片手持ち呼吸投げ、⑦一教おさえ込み、⑧座技正面打ち一教、⑨正面打ち入り身投げ、⑩半身半立ち両片持ち呼吸投げ、 背伸びの運動 など ②歩く。 ③広げる(上からのせる)。(切り返して斬ることもできるが)鼓膜があるので包み込む ④隙間を埋める ⑤土台を作る(前後) ⑥外から。もう片方の手も添える。ひとつにまとめる ⑦手だけ、足だけ、体だけじゃない。体全体が進む。詰まると無理やり押したり腰をきりたくなるが体全体で。 ⑧ゾーンの作り方。空間を認識する。光を照らす。動物は後ろを向いても光を消していない。平均台の上をまっすぐ歩けないのは落ちたらどうしようと思うから。いかないから押す、腰をきるのはそれと同じ。(二の矢がこれないよう中心を捉える)①②指先で導く。結びにもつながる。エンジンかけとく。10回やって10回できる。 ⑨光を照らす ⑩軸、芯を鍛える ➡合気ガールより:重心は心の重さ

回転

 『瀬を早み岩にせかるる滝川のわれても末に逢わむとぞ思ふ』忘年会シーズンとなりました。皆様お加減はいかがでしょうか。お稽古している1時間半を週に数回先生と一緒にいるのはそのくらいで直接稽古している時間はもっと短い。でも離れていてもその恩恵を受けているので最早私が先生の一部なんだと思う。灰汁みたいなもんですけどね。だから先生が物を大切にされているのは嬉しいです。私なんてなんでもすぐ捨ててしまうから。食事して寝て稽古しての繰り返し。私の幸せってそういうこと。これからもずっと続きますように。神様、仏様、ご先祖様、生かしてくれてありがとうございます。今日一日を無事に終えられて感謝します。明日も稽古しますのでどうぞよろしくお願いいたします。皆様に幸多からんことを。 12月19日の稽古内容 ご指導:門川師範 ①体の転換、②受け身の練習、③突き(内転換)一教おさえ込み、④入り身投げ、⑤四方投げ、⑥(転換)呼吸投げ(天秤投げ)、⑦小手返し、⑧肘極め二教おさえ込み、⑨合気落とし など ③上から手を差し込み攻撃を防ぐ。相手の方に入らない。相手の届かない位置へ捌く(ドレミ) ④⑤ ③から相手の腕をただ振るのではなく回転させる。 ⑥今度は転換で ⑦手だけ下げるのではなく中心とつなげる ⑧相手の小指側をとって回転させる。横からとると回転が足りなくなる。肘を半分のせて上から押すのではなく(絞る) ⑨(止めずに行かせて体と挟んで相手が乗り越える) ➡合気ガールより:手足腰が螺旋

合掌/ゾーン

 寒冷の候、皆様いかがお過ごしでしょうか。1年が経つのは早いものですね。今年の鏡開き式の奉納演武で気になったこと、今ようやくやれそうな、そんな感じです。12月17日22:20頃自宅付近の交差点を自転車で青信号横断中に右折車がノーブレーキで突っ込んできて事故に遭いました。曲がろうとしている車がいるのは分かっていたのですが2/3ほど横断したところで車が私を追い越す形で曲がってきたので死角になっていたんですね。日中なら変な動きをする車等は先に行かせるのですが、やはり夜は見えにくいです。気付いたときにはもう横にいて接触は不可避でしたから普段の稽古通り合わせるをして、あとは受け身とってたのかな。見てた人は私が吹っ飛んですぐ起きて自転車を道の脇に寄せたので驚いたと思います。車のドライバーは高齢者で、耳が多いし警察官とのやり取り中も視野が狭い運転したらあかん人でした。同じ状況で私の元同僚は生死の境をさまよいましたが…それが武道だし。先生の方がこわいし。でも外出前とかその車を見た時とか嫌な感じがしたのに、稽古のときでも違うと思ってもそのままやってしまうから、私はもっと自分の気づきや報せを大切にしてそれに従い行動しないといけません。要はどんくさいんだって。かしこくなりたい‼ 12月16日の稽古内容 ご指導:吉田師範 ①体の転換、②逆半身片手持ち呼吸投げ、③突き呼吸投げ、④逆半身片手持ち一教おさえ込み、⑤突き一教おさえ込み、⑥四方投げ(裏)、⑦相半身片手持ち入り身投げ、⑧逆半身片手持ち側面入り身投げ、⑨両手持ち呼吸投げ、⑩座技呼吸法、 背伸びの運動 など ②(∞)外から(鎬を削る)手をやってる(体は自然に)捌きは気にしなくて良い(内転換でも開いても良い) ③(②を突きで。突きは短刀で刺すように下から振る)力は抜く(斬る) ④(いきなり技にはしるのではなく②→もう片方の手で)最初から持っても良い。①で重みが乗る感覚があるか。 ⑤握らない方が良い ⑥肚の前。合掌して離れても重なっている感覚(最初からスタート) ⑦(⑥と同じ回転) ⑧(相半身でも逆半身でも同じ)無理にぶつけてもいかない。強張りを無くす。 ⑨ゾーン(自分と相手の間)ゾーンの作り方。目線、足運び、力の方向etc. ⑩ゾーン(全体をスッと) ➡合気ガールより:右手は左手の動きの中

事理の一致

 日暮れの早い季節になりました。皆様お変わりありませんでしょうか。交通事故に遭った元同僚がリハビリを経て仕事に復帰しました。高次脳機能障害がありそれを自覚してかなり工夫しているそうです。復帰のモチベーションとなった職業へのこだわりは、私が一緒に働いていたとき共に追究していたことを続けるため今の職種が最適であると考えているからということでした。それは私も同じで、元同僚の体験談を聞いて初心にかえる追体験ができました(冒頭から号泣)。私たちが共に働いたのは2年間で新人ではなく当時の職種でお互い最盛期の花形。合氣道でも、周りからうまいともてはやされた時期もあったんだろうと思うような人を見るときもあります。引っかかるのはうまくいかないときですがその逆について理解していないと、長く続けられることにはならないのでしょうね…。精進いたします! 12月14日の稽古内容 ご指導:吉田師範 ①体の転換、②諸手持ち(転換)呼吸法、③逆半身片手持ち(転換/外に転換)呼吸投げ、④四方投げ、⑤相半身片手持ち(転換)一教おさえ込み、⑥正面打ち一教おさえ込み、⑦逆半身片手持ち呼吸投げ、⑧一教、⑨天地投げ、⑩座技呼吸法、 背伸びの運動 など ②(の)(転換するのと振りかぶりが一緒になる) ③(自分の前、キャッチボール)両手で斬り上げる、胴斬り ④(肚の前) ⑤(袈裟斬り) ⑥止めない。力は抜く。末端。体を進める。 ⑦(吸い込んで吐き出す/そのまま突く)投げるためではなく包み込む ⑧(∞)広げる ⑨(両掌が)開いても重なっている感覚 ⑩両手で。スッと出す。技術。事理の一致。身体感覚を身に付ける。自転車乗れるのに理由なんてないが、認識する。なんでうまく投げられるのか。初心者の方がベテランより斬っていけることもあるがそれが何故かは本人はわかっていない。今日できたことが明日もできないといけない。それが武道。(成長は)スパイラル。落ちているように見えても上昇していると信じて継続することが大事。 ➡合気ガールより:最初から最後まで気持ちを変えない

ひとつの流れの動き

 ブログを見て下さる皆様、いつも有難うございます。すっかり冬の空気になりましたね。さて、内面も含めて美丈夫であられるような方々は危険を察知すると反射的に守ろうとしてくれます(こちらが取りの場合いつでも返せたべらんめえっていうのはまた別の話)。先生たちはそもそもそういう状況にならないようもっと前の段階で操作されていると思います。四方八方に気を配るという気持ちがなければ観察するなんて到底できはしないでしょう。そういうことがひいては間の取り方に繋がってくると感じます。だったらそう、やることは良い方を。いつも、何度でも。 12月12日の稽古内容 ご指導:門川師範 ①体の転換、②受け身の練習、③胸持ち(内転換)一教おさえ込み、④入り身投げ、⑤四方投げ、⑥三教おさえ込み、⑦呼吸投げ、⑧肘極め二教おさえ込み など ③相手の方へ入らない。反対の手で攻撃されないように ④ (③から相手の後ろ側が出てくる)手が取れなくてもそのまま ⑤外から頭をつけて(上下) ⑥ (③の逆方向へ。バラバラではなく)ひとつの流れの動き ⑦後ろへ足を引く。重心移動。入れ替わるだけでは変わらない。当身を入れて相手が仰け反って戻るのに合わす ⑧六方に捌いて一教するときと違い肘極めなので腕をのばせるように ➡合気ガールより:中心を捉える/道を描く

中心の力

 大雪の時季となりました。皆様ご機嫌いかがでしょうか。稽古は出来る限り道場に来てする方が良いです。心のある方は皆ちゃんと着替えて見取り稽古されるのですから。私の場合は皮膚の炎症で患部の赤みがひくまでは摩擦は禁止、入浴や激しい運動は控えて下さいとかもありますが、行って無理そうなら見学したらいいかと思って特に問題なさそうだったので普段通り。行って良かったですし、皆のお蔭で自分に負けなかったんだから感謝ですね。ただ行うの積み重ね。毎回やってうまくなってんのかなんて分かりませんけど数ヶ月前、半年前の自分と比べたら違います。やるとやらないでは大違い。あの時稽古した私がいるから今の私がいるわけで。ただ汗をかけばよいというものでもありませんが、道場に行く、稽古する。以上! 12月9日の稽古内容 ご指導:吉田師範 ①体の転換、②逆半身片手持ち呼吸投げ、③(転換)角落とし、④天地投げ、⑤四方投げ(表/裏)、⑥諸手持ち(転換)呼吸投げ、⑦正面打ち入り身投げ、⑧一教おさえ込み、⑨逆半身片手持ち一教おさえ込み、⑩突き小手返し、⑪諸手持ち(転換)呼吸法、⑫座技呼吸法、 背伸びの運動 など ②(の)体をほぐす。固まらない。ほぐれてきたら引き出す ③(②上/③下)上から下へ返す ④(中心で) ⑤軸で上げる ⑥(相手に杖を持たせるように)伸び伸びと ⑦(中心を捉える。鎬を削る)結びを大切に ⑧相手の一番強いところを押してもいかない(その先。スパッと斬り下ろす) ⑨準備体操の腕振りのように道場の端まで。やりにくければ胸につける ⑩中心の力 ⑪(イヨーッ) ⑫軸で ➡合気ガールより:認識する

身体感覚を習得する

 冬の寒さが身に染みる頃となりました。皆様お元気ですか。飾り付けを終えればもうクリスマス気分ですね。分解してやればそのひとつずつの動きがそれぞれ無理なく体を自然に使えるようなものなんだなと感じますが、最初から最後までひとつの流れでするというのが簡単なように見えてそうではないです。まあそのひとつずつの打率もそんなよくないやんとか色々問題はありますが。女性や小柄な方で体の使い方を心得ている人はたくさんいますでしょうから、私ももっと稽古してそうなろう。姿勢。自分の体や心の状態に敏感であるようにいたいです。そして私は京阪神で毎度大騒ぎしてますが、たとえ火の中水の中っていう気概‼ 12月7日の稽古内容 ご指導:吉田師範 ①体の転換、②諸手持ち(転換)呼吸法、③呼吸投げ、④一教おさえ込み、⑤後ろ両手持ち呼吸投げ、⑥相半身片手持ち一教おさえ込み、⑦横面打ち四方投げ、⑧相半身片手持ち入り身投げ、⑨胸持ち呼吸投げ、⑩逆半身片手持ち角落とし、⑪座技呼吸法、 背伸びの運動 など ②スッと通す ③(杖のように) ④片方だけでやろうとしない。補う。両方で。 ⑤無理やり引っ張ってもいかない(重みを乗せる) ⑥肘をゆるめる。ゼロにする。流れる ⑦前に傾かない(肚の前) ⑧強引にしても相手は嫌がる、防ごうとする。身体感覚を習得する。 ⑨鍔迫り合い。間が詰まっていればそのまま突く。 ⑩いちにの間にグラデーションがある。ドレミが(単独ではなく)流れがある ⑪力を抜く。末端。受けは上からおさえる。ぶつかっていかないではなく今度は手首をやわらかく使う。 ➡合気ガールより:上下、前後、左右/体の転換にだいたいの動きは全部入っている

連動/相手の動きに合わす

 向寒の候、日増しに寒くなり冬の気配を感じるようになりました。週末は冷え込むようですのでご自愛くださいませ。毎年この時期には紅葉を見ている筈なのに、そして同じ景色を見ている筈なのに、なぜか今年はひときわ美しい。勢い、散る間際の輝きが鮮やかに照らし出されています。さて、先日ほうれん草を買ったら根っこが付いていたので、植えてみました。葉っぱが出て来て少しずつですが毎日大きくなっていますよ。生命力!どこまで育つか楽しみです。植える為に土に穴をあけたら小さいムカデのような虫が出てきてびっくり。ヤスデかな?虫もさぞかし驚いたでしょう。土の中は見えませんがちゃんと生き物がいたんですね。あの小さな鉢の、苔むした中に…。 12月5日の稽古内容 ご指導:門川師範 ①体の転換、②受け身の練習、③逆半身片手持ち一教おさえ込み、④回転投げ、⑤入り身投げ、⑥角落とし、⑦四方投げ、⑧小手返し、⑨腰投げ、⑩座技呼吸法 など ③斜めに捌く。掌を外へ(→相手の肩が出てくる) ④(相手が出てきたところに当身が入る)腕の下をくぐる ⑤(④から手を切って替える→入り身の状態)手と足を連動させる ⑥(振りかぶって振り下ろす)もう片方の手で無理におさえつけるのではなく(つながった肘→中心が上がって下がる) ⑦(四方投げの裏を自分が入っていく代わりに相手が外を回ってきて同じ状態になる)相手の動きに合わす。相手が動きそうになければ自分が入る。半身半立ちの四方投げで座ってやっていることを立っている状態でどう行うのか。 ⑧(内転換。相手が外を大きく回ってくる) ⑨(④から)相手と90度に ➡合気ガールより:相手の前でしない

 師走となりました。皆様お加減はいかがでしょうか。武道センター道場ホームページ旧サイトはまもなく新サイトへの移行が完了します。新HPお早目のご登録の方お願い申し上げます。さて、このところ色とりどりの山の粧いに目を奪われてしまいます。論語では四十にして惑わずと言われていますが、弘法大師空海は四十の節目のお祝いで次のように述べています。(訳)黄葉が山野に散り果てても蒼々とした空には始終がない。ああ、私は四十の歳秋の夜長に円満で融通無碍なる自然をおもう。浮雲は何処からあらわれたのか本は清らかな虚空であるのに。今の私の心境を語るとすれば月と星と日が燦然と輝く澄み切った空のようだ。 12月2日の稽古内容 ご指導:吉田師範 ①体の転換、②逆半身片手持ち呼吸投げ、③回転投げ、④相半身片手持ち入り身投げ、⑤小手返し、⑥諸手持ち(転換)一教おさえ込み/呼吸投げ、⑦正面打ち一教おさえ込み、⑧呼吸投げ、⑨四方投げ、⑩天地投げ、⑪座技呼吸法、 背伸びの運動 など ②∞ 外から。鍔迫り合い。やっていることはいつもと同じだが経過が大事。投げや極めに傾かない。インプット(攻撃)とアウトプット(技)のあいだ、それが間。間を感じる。 ③真下へ(ストン) ④外小手/内小手/外→内。相手が持つのが早くなっても良いと分かる ⑤今度は小さく ⑥振りかぶって振り下ろす。転換に合わせる。/②/③ ⑦斬る、突く。間の使い方。 ⑧十字に取る。当身するように(広げる。覗き込む) ⑨~(空間を運ぶ) ➡合気ガールより:張りを作る

いざなう/しなる

 武道センターのもみじが赤く染まりました。皆様いかがお過ごしでしょうか。今が見頃を迎えていますので高雄山へ紅葉狩りに出かけてきましたよ。辿り着くまでもあちこちに色鮮やかな景色が広がり都会の喧騒が噓のようです。歩いて行けば空気が澄み渡り見上げれば太陽の光の透けた赤や黄、橙色の葉の群れ、足元を見ても今散ったばかりのもみじや積もった落ち葉。横には色付き生い茂る木々、遠くには山の斜面を染める黄金色の森。こんなに沢山の紅葉があるのに一つとして同じ色合いはないのですね。お寺の中にあるもうほとんど葉が落ちてしまった枝に残った一枚が、様々な景色の集約のような濃淡を見せ風流でした。皆様、京都にお越しの際には是非武道センター道場へお立ち寄りくださいませ。お待ちしております。 11月30日の稽古内容 ご指導:吉田師範 ①体の転換、②天地投げ、③後ろ両手持ち呼吸投げ、④逆半身片手持ち呼吸投げ、⑤転換呼吸投げ、⑥両手持ち一教、⑦諸手持ち呼吸投げ、⑧逆半身片手持ち四方投げ、⑨横面打ち四方投げ、⑩呼吸投げ、⑪座技呼吸法、 背伸びの運動 など ②上下に分ける。受けはしっかり持つ。ガチッと持たれてもぶつからないところへ。 ③しなる。芯。上がったら下がる。 ④預ける。重みが乗る(握った短刀を自分が離しても相手が支えている) ⑤いざなう。結ぶのはいざなうこと。詰まれば転換する→しなる。体捌き。キャッチボールをしている ⑥無理にしようとして引っ張り合いにならない。力は抜く。しなるようになる ⑦流す。押したり引いたりしない。投げようとして投げられるものではない。そのへんをよくかんがえる ⑧スパッと斬る ⑨(斬り下ろす、斬り上げる。繰り返し) ⑩広げる ➡合気ガールより:肚の前で斬る、突く/自然な美しい姿勢が強い